免震・防災・二次災害

災害のない都市を実現する

最終更新日:2018/06/20

関連する社会課題: 生活の未来

災害のない都市の実現は、世界的に一極集中が進む都市在住の人命を救うだけでなく、災害による経済被害も減少させます。

大都市における地震などの災害では、建物の倒壊よりも人口密集地での火災被害が大きく、都市機能の麻痺によって地方都市経済にも深刻な影響を及ぼします。

被害を抑えるためには、建物における免震構造だけでなく、火災で燃えづらい素材を生活空間に普及させる技術なども大きなカギを握っていると言われています。
現在ではこうした技術のほかに、災害時の都市における被害を最小限に食い止める新技術も誕生してきています。
たとえば、電子証明書を使った生存確認システムや、災害時の適切なルート選択を可能とする技術などが挙げられます。

災害のない都市を実現する

未来への変化の兆し

  • 安全な避難経路を提供するシステム

    株式会社ユビキタスは、サイバートラスト株式会社と共同で「適切な避難経路」を提供する仕組みを開発しています。

    スマホのGPS機能を活用した位置情報確認アプリと、利用者が自ら適切と判断した経路をデータベース化し、地図上に経路を再現します。
    これにより、自分で判断した経路の妥当性を検証し、防災マップを重ね合わせることで避難経路の安全性を判断することができます。

    都市型災害では、適切な避難経路の把握が、被害の最小化に繋がります。
    こうした取り組みが拡がることで、避難時に起きやすいとされる二次災害や、群集心理によるパニックの発生などの防止に繋がると期待されています。 安全な避難経路を提供するシステム
  • 無人のドローンが低空で活躍「Airmap」

    airmapはドローンの無人運航に必要なUTM技術を提供するアメリカのベンチャー企業です。
    1日あたり10万以上の無人機飛行をサポートしており、空路の管理だけでなく、風、視界、気温など空域状況の変化を飛行計画に反映させることで、効率的な飛行を実現する点が特徴です。

    2017年にはアメリカ国内で発生したハリケーン被害の際、低空域における捜索・救助活動に貢献し、同様の技術を用いて紛争解決などにも貢献できることを実証しています。

    既にアメリカのカンザス州における災害対策や治安維持に導入されているほか、楽天と提携し日本国内で空域の管理による配送や警備への活用を計画するなど、着実に事業を拡大しています。
    無人のドローンが低空で活躍「Airmap」
  • 地震発生時に施設内の人々へ適切な対処を「Challenge」

    Challengeは、地震発生時の初動を手助けするシステムを開発した日本のベンチャー企業です。

    彼らが開発した地震速報装置「EQG-Ⅲ」は、内蔵したセンサーを駆使し地震の初期微動を検知して通知し、学校や病院内など施設内の安全を守るための通報と情報提供を近隣にいる人たちへと提供します。
    また、このシステムは主要10ヶ国語に対応しているため、観光客の多い都市や地域においても緊急時に何が起きているかわからないことで発生する混乱を防ぐことにもつながります。

    地震発生時の適切な対応のよびかけは、都市部や日中であれば可能だったことも、夜間や人の少ない場所では十分な通報・呼びかけが行われず、命を落とすことにもつながっていました。

    現在はJETROやJICAの支援も受け、日本国内のみならずドイツやアジアなど多くの国や地域にこの仕組みを広げようと展開しています。  地震発生時に施設内の人々へ適切な対処を「Challenge」
  • 災害発生後の被害を最小化する「Disaster Solutions」

    Disaster Solutionsは、災害発生後や緊急時の情報管理プラットフォームを提供する、アメリカのベンチャー企業です。

    彼らのサービスは、緊急事態発生時に現場の状況を迅速に監視するシステムや、携帯電話のGPS機能を活用して救助すべき人物の特定や、その対象者へラジオを通じた情報提供を行うなどのITサービス。
    そして、自然災害への知見が豊富な専門技術の組み合わせによって提供されています。

    実際に災害が発生した場合は、災害技術専門チームによる救助要請情報のいち早い収集や被害状況の評価、そして安定的に稼働するIT通信技術を簡単な操作方法で使用できるそりゅ――ションの提供を通じ、二次災害の抑制や被害者の最小化に貢献します。

    設立後、実際に2016年のアメリカ国内における大規模な洪水被害などに出動しており、今後も災害発生時の活動を通じて、災害のない都市実現に向けて事業を推進する予定です。 災害発生後の被害を最小化する「Disaster Solutions」

現在集まっている公募課題

  • あなたもastamuseに課題を掲載してみませんか?
    astamuseには月間150万人の技術者がサイトを訪れています。

    astamuseに課題掲載しませんか? あなたの技術的な課題に応えられる技術者がastamuseにはいるかもしれません。 技術分野問わず、未来につながる技術課題をastamuseに掲載してみませんか?

    課題掲載について問い合わせる

本ページに掲載されている公募案件については時点での内容を掲載しております。
各公募内容における報酬や条件、詳細につきましては各リンク先に記載されている内容を
ご確認頂けますようよろしくお願いいたします。

この社会課題に関連するタグ

この課題を解決するために共有する

公募課題を投稿しませんか

「災害のない都市を実現する」に関連する挑戦したい社会課題