高齢出産・不妊治療・晩婚化・社会保障

出産しやすい社会を実現する

最終更新日:2018/06/15

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出産しやすい社会を実現することで、日本など先進国で進む出生率低下にも大きなメリットがもたらされます。

出生率の低下は世帯年収や金銭的なものだけでなく、高齢出産への不安や不妊での悩み、またダウン症や染色体異常などで生まれてくる子どもへの不安など、医療的なアプローチが重要になることも多く含まれます。

この問題を解消するため、不妊治療や、高齢出産をより安全にする医療技術の研究が進められているほか、代理出産についての議論、経済的不安を解消する社会制度など、様々な領域での対策が行われています。
こうした取り組みが続くことで、より安心に子どもを産める世の中が実現していくかもしれません。

出産しやすい社会を実現する

未来への変化の兆し

  • 「子を持つ不安を楽しみに」コネヒト

    コネヒト株式会社はママのためのQ&Aコミュニティアプリを提供しています。
    子を持つ男女のうち、「子育ての悩みを相談出来る相手がいる」と感じる人は2014年の調査で約40%に留まっていると言われています。

    特に第一子においては、誰しも未経験な「子育て」に確かな情報と母親としての先輩からの導きが大きなサポートとなります。

    コネヒトの展開するアプリ「ママリ」は、記事をはじめとした情報発信とユーザーである親同士のコミュニケーション促し、それらを通じて親が「自分自身で選択し行動する”自信”」を育む場を目指しています。

    核家族化が進み、以前のように近くに住む親や親類、隣人のサポートが難しくなっている中で、IT技術による互助関係の形成が子育ての負担軽減につながり、子供を持つへの不安を感じている夫婦への応援につながるかもしれません。 「子を持つ不安を楽しみに」コネヒト
  • 遠隔地で周産期診療を可能にする「メロディ・インターナショナル」

    メロディインターナショナルは「Melody i」という母子健康管理プラットフォームと計測用のデバイスを開発し、そのデータを遠隔地でもリアルタイムで閲覧できるサービスを提供しています。

    40分間装着することで、母体と胎児の双方を計測しそのデータを送信することで医療施設で行う周産期診療を自宅でも可能にします。
    医療機関が近くに無い離島や過疎地では、緊急時に妊婦がヘリで救急搬送されるケースも多く、自宅で定期検診が出来ていればそういった事態も予め予測することが可能です。また都心部でも高齢出産においてこまめな計測が大事と言われています。

    現在は2018年中のサービス開始に向けた準備に取り組んでおり、同時に南アフリカやタイではいち早く医療機関での導入が開始されています。

    (参考記事)
    安心・安全な出産を世界中の母親に提供する、遠隔診療システム ――メロディ・インターナショナル株式会社
    https://astavision.com/contents/interview/4774
    遠隔地で周産期診療を可能にする「メロディ・インターナショナル」
  • 個人に適した高精度不妊治療「Univfy」

    Univfyは患者1人1人にパーソナライズされた不妊治療を提供する、アメリカのベンチャー企業です。

    彼らのサービスは治療を受ける1人1人の情報を元に、適切な治療法の提示と治療の結果妊娠できる可能性を高精度に算出する点や、その治療に掛かるコストを透明性のある形式で患者に提供し、不妊治療を受けるかどうかの判断をしやすくする点が特徴です。
    また、診断結果を元に不妊治療を受けた際に余計な費用が掛かったり、妊娠に至らなかった患者に対して、コストの一部を返還する払い戻しプログラムも提供しています。

    米国、カナダ、ヨーロッパ、アジアの多様な人から15万人以上の不妊治療とその結果をデータ化し、予測モデルの確立に役立てています。

    2018年に6億円以上の資金を調達し、現在はアメリカ国内のみならずヨーロッパやアフリカ、インドなどからも問い合わせが寄せられており、より高精度のサービスを多くの人に提供できるよう事業を拡大しています。
    個人に適した高精度不妊治療「Univfy」
  • 出産するタイミングを自分で選択「プレリュード・ファティリティ」

    プレリュード・ファティリティは、不妊治療技術を一般向けに広める、アメリカのベンチャー企業です。

    彼らは卵子や精子の凍結保存、体外受精、ホルモン療法などをパッケージ化してワンストップで提供しようとしている点が特徴です。
    これにより、不妊治療の患者だけでなく、仕事や家庭の事情、キャリア形成などで「自分たちが必要なタイミングで妊娠・出産できる」選択肢を提供しようとしています。

    また、不妊治療にも効果があるため流産や中絶の件数も減少させることを目的としており、すでにこのネットワークによって4万人以上の乳幼児が誕生しています。

    既にサービスは北米で最大の卵子冷凍保存バンクとなっており、国ごとに卵子の冷凍保存に関する社会的な位置づけ、議論の状況は違うものの、女性の人生の選択肢を増やし出生率も上げるためのサービスとして、期待されています。 出産するタイミングを自分で選択「プレリュード・ファティリティ」
  • 安全で革新的な不妊治療「Anecova」

    Anecovaは、革新的な不妊治療技術を開発する、スイスのベンチャー企業です。

    彼らの特色は、ART(生殖補助医療技術)をより自然に実行できるデバイス「AneVivo」の開発によって、受精後の初期段階における胚発生を母親の胎内で起きやすくすることにより、安心して妊娠できるようにする点です。
    これまでARTを用いた受精によって生まれた子どもは、自然な状態での受精に比べて先天性の障害を持つケースが多いというデータがありました。

    しかし、晩婚化が進む中で自然な状態での出産だけでなく、より安心して出産でき妊娠率の高いART技術に対するニーズが高まっています。

    すでに、AneVivoの提供は欧州などで開始されており、この技術を活用して妊娠した後無事に生まれた子どもの例がポーランドなどで記録されており、今後はベンチャーキャピタルからの資金提供も受けて更にこの技術を多くの国で展開しようとしています。 安全で革新的な不妊治療「Anecova」

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