乳児医療・突発死・SIDS

赤ちゃんの命をまもる社会を実現する

最終更新日:2018/06/11

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赤ちゃんに特有の死因を解決できれば、日本だけでも毎年100人以上の命を救うことができます。

その中でも特徴的なものとして、何の予兆もなく死に至る乳幼児突然死症候群(以下、SIDS)も大きな原因になっています。
SIDSはうつぶせ寝との相関性が高いとされていますが、赤ちゃんは自分の意志で寝返りを打つことが困難なため、周囲の人が気付き、対策を取ることが重要になります。
しかし、常にそばで見守ることは難しく、少し目を離している間に死に至ってしまうケースもあります。

現在、この問題を解決しようと、赤ちゃんの状態をITで見守り、すぐに保護者や保育士が検知・通知ができるシステムの開発が進んでおり、一部の機関での導入が進んでいます。
こうした取り組みによって、周囲が負担なく見守ることができれば、より多くの赤ちゃんの命を救うことができるかもしれません。

赤ちゃんの命をまもる社会を実現する

未来への変化の兆し

  • 赤ちゃんの健康を見守る、簡単装着システム

    OWLETは、眠っている赤ちゃんのバイタルサインを検知できるシステムを提供している企業です。

    「Smart Sock2」という簡単に装着可能な靴下のような製品とアプリを用いて、赤ちゃんの脈拍や血圧、体温を検知し、スマートフォンでリアルタイムな数値を確認できます。また、蓄積されたデータや傾向を、医者や家族と共有することが可能です。
    こうしたシステムによって赤ちゃんの健康を見守り、乳児突然死症候群(SIDS)などから救うことが出来ると期待されています。

    2016年までに2000万ドル以上を調達し、2017年から販売が開始されています。 赤ちゃんの健康を見守る、簡単装着システム
  • 持ち運びできるチャイルドシート「mifold」

    carFoldioはチャイルドシートなどを開発するイギリスのベンチャー企業です。

    彼らが開発したmifoldは、従来のチャイルドシートに比べて10倍軽く、取り外し・持ち運びが可能であり、装着時も子どもの座る位置を底上げして、シートベルトを締めるのではなく、長めに調整したシートベルトとmifoldを接続することで安定性を増しています。

    また、車の中だけでなく外出先の飲食店などでも使用することができ、肩の高さを調整すれば幅広い年齢の体型にも対応します。

    既にクラウドファンディングで3億円以上の売上を達成し、現在はアメリカ・イギリス以外にも展開するための販売パートナーを拡大しています。 持ち運びできるチャイルドシート「mifold」
  • SOSを届ける「ユニファ」

    ユニファ株式会社は家族コミュニケーションを豊かにすることを目的に、テクノロジーを通じてその日の子どもの様子を家族が毎日知ることの出来るポータルメディアを展開しています。

    赤ちゃんの服に取り付けられる小さなバッチ型のタブレットには、体動から呼吸の有無やどんな動きをしているかを判断する機能が搭載されています。うつ伏せ寝を検知し、危険があれば保育士に通知することが可能です。

    ユニファのこうした技術が、うつ伏せ寝によって突然死に至る赤ちゃんを一人でも救うことが出来ると期待されています。 SOSを届ける「ユニファ」
  • 細菌感染を防ぐライト「Evolution Lighting」

    Evolution Lightingは照明器具の開発・販売を行うアメリカのベンチャー企業です。
    有害な細菌を撲滅する開発ノウハウを持つVital Vioと共同開発した照明器具ellumiを提供しています。

    ellumiは電灯をつけるだけでキッチンが清潔になるキャビネットライトで、光源から特定の波長を照射し23種の細菌や、病原菌を殺菌すると同時に人体には無害な点が大きな特徴です。
    乳幼児、老人、病院の患者など免疫力が下がっている人が細菌感染した場合、10人に1人が死亡するというデータが存在するため、キッチンや家庭内のみならず、病院施設や学校などにも展開を予定しています。

    多くのリテールパートナーと契約し、既に北米・中南米を中心に製品の提供を行っています。
    細菌感染を防ぐライト「Evolution Lighting」
  • 細菌・アレルゲン物質から守る繊維「Silvon」

    Silvonは技術によって清潔な繊維を開発・販売するアメリカのベンチャー企業です。

    彼らが開発したベッドリネンは、天然の銀を線維に織り込むことで、記事内で細菌が増殖するのを防ぎます。
    そして直接繊維内に織り込まれているため、洗濯で洗い流されることもなく強度の劣化もないため、長期間使用できます。

    枕カバーやシーツなどには細菌・アレルゲン物質が含まれやすく、皮膚科医によれば最低でも2~3日以内の洗濯を推奨しているものの、実際の頻度ははるかに低く、また細めに洗濯をする労力も日常にとって負担となります。
    Silvonが開発した銀繊維はコットン素材のため、乳幼児などにとっても快適に使用することができます。

    現在はクラウドファンディングで2億円近い資金提供を受けて自社サイト上で枕カバーやシーツなどの販売を拡大しつつ、今後は病院施設で使用する製品の開発なども予定しています。 細菌・アレルゲン物質から守る繊維「Silvon」

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