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医療ミスのない社会を実現する

最終更新日:2018/06/11

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医療ミスのない社会の実現は、患者・医療従事者両方にとって安心出来る医療空間の実現につながります。

現在、医療ミスは心疾患・がんに次いで死亡理由の第3位と指摘されており、アメリカだけでも毎年25万人が命を落としていると指摘されています。
しかし医療ミスの原因には、医薬品の取り違えなどのヒューマンエラーや、手術に必要な感覚的を磨く場が少ないなど様々なものがあります。

現在、こういった課題の解決に向けて、効率的に手術のトレーニングが出来るVR技術や、投薬や輸血の取り間違いを防止する仕組みの臨床研究などが進められています。
このようなサービスは、患者が医療ミスによって被る被害を減らすだけでなく、医療従事者にとってもより簡単に、より質の高い医療の提供を可能にするかもしれません。

医療ミスのない社会を実現する

未来への変化の兆し

  • VRで手術トレーニング「Holoeys」

    現役医師がCOOを務めるベンチャー企業、Holoeyes。開発したVRシステムが現在医療現場で活用されています。

    これまでの手術計画には2DのCTスキャン画像が用いられることが主流でしたが、Holoeyesは3Dデータを用いることで直感的な理解を促進しています。
    また、手術中の目や手の動き、音声データのクラウド保存とデータベース化を目指しており、データの再生、解析を可能とすることで、手術の習熟度の向上を目標としています。

    こうした最新技術によって手術の準備段階が支援されることで、予期せぬ状況の医療ミス発生防止につながると期待されています。

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    VRはエンタメだけじゃない。HoloEyesは既に医療現場で使われている最先端のVR・3D医療サービスです
    http://astavision.com/contents/interview/2884 VRで手術トレーニング「Holoeys」
  • ディープラーニングが医師の目になる「エルピクセル」

    エルピクセル社は、医療画像をディープラーニングで解析する日本の東大発ベンチャーです。

    画像解析の高度な知識がなくても使用できるサービスや、脳や臓器の画像から異常個所を検出する技術などを開発・提供しています。

    医療画像を用いた医師の診断は、長年の経験や観察眼が必要とされるため医師側の負担も多く、見落としのリスクがそのまま病状の進行や医療ミスに繋がるケースもありました。

    ライフサイエンス領域の長年の知識と経験をもつメンバーを中心に、多くのサービスを提供しており、今後は国の支援も得ながら海外や医療以外の分野へも展開しようとしています。

    (関連記事)
    『画像診断・解析技術、AIが導く未来の医療』近年話題の“ディープラーニング活用による医療画像解析” ―エルピクセル社インタビュー
    https://astavision.com/contents/interview/2715 ディープラーニングが医師の目になる「エルピクセル」
  • 最新のフライトシミュレータを医療応用「Fundamental VR」

    FundamentalVRは、VRによるフライトシミュレーター技術を活用した、イギリスのベンチャー企業です。

    彼らが開発した技術は、VRとハプティクス(力触覚)の2つの技術を融合した飛行機用のフライトシミュレータ技術を手術用に提供し、医師が複雑な手術を安全に且つ手の動きをデータ化し、現実と変わらない空間で訓練できるようにした点が特徴です。

    低コストで広く一般的に入手可能なハードウェアで提供されるため、大規模な病院施設でなくとも、手術のリハーサルや練習を通じて習熟度をアップさせることができます。
    またMR(混合現実)に応用することで、体験している本人だけでなく周囲の人たちも3Dで再現された映像を見ながら学ぶことができるため、限られた時間の中で高い練習効果を得ることができます。

    既に多くの医療機関への導入が進んでおり、また著名な製薬企業とタッグを組んで多くの症例に適用するためのプロジェクトを進めるなど、着実に事業を拡大しつつあります。 最新のフライトシミュレータを医療応用「Fundamental VR」
  • 困難な手術を助ける「da Vinci」

    Intuitive Surgicaは、低侵襲手術が可能な医療ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」を開発する、アメリカのベンチャー企業です。

    彼らが開発した「The da Vinci」は、手術時に外科医が用いることで、困難な手術の難易度を下げ、医師の精神的な負担を飛躍的に軽くします。
    複雑な外科手術が可能となる外科用プラットフォームでは、心臓、胸部、婦人科、結腸直腸、小児など多岐にわたる分野に技術を提供しています。

    また、最新の医療技術を習得するのに欠かせない訓練や指導にも活用ができるため、医師の精神的な負担や医療ミスにつながるような状況をなくすことにも貢献します。

    既にダヴィンチは低侵襲手術分野のロボット支援において世界的なシェアを誇っており、今後も困難な外科手術を成功させ医師の負担を軽くするために、世界中の医療関係者から注目を浴びています。 困難な手術を助ける「da Vinci」

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