手術ロボット・力触角技術・遠隔医療

医師・看護師の負担がない社会を実現する

最終更新日:2018/06/13

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医師・看護師の負担のない社会は、医療従事者の労働負担をなくし、多くの患者に高水準の医療を提供することへつながります。

医師や看護師の業務負担が大きいことで、地域や診療科目によっては深刻な人手不足が生じています。
心身ともに負担を減らし、医師・看護師が患者ひとりひとりと向き合うことが出来れば、文書作成など医療従事者の業務負担解消だけでなく、生活者が地域や診療内容を問わず最善の医療を受けられます。

現在、こうした問題を解決するために電子カルテなどのシステムや、高性能手術ロボットの開発が進められています。
院内業務の効率化、手術時の負担を減らすことで、医者、看護師、患者それぞれが充実した医療の世界が実現するかもしれません。

医師・看護師の負担がない社会を実現する

未来への変化の兆し

  • 優しく握る「手術用ロボット」

    モーションリブ株式会社は、人間の持つ、ときには力強く、ときには柔らかく触る機能を機械に与えることで、人と機械の協業を支えています。

    毛細血管や胎児など、目に見えないほど薄く小さいものを手術する際、医師には非常に細やかな手先の感覚が求められます。熟練医師の経験と勘が頼られ、この技術の伝承は容易ではありません。
    モーションリブのリアルハプティクスという技術は、医師の手の触る/握る/持つといった力加減をデータ化することにより、新任の医師へ教えたり、データをロボットに搭載させることが可能です。

    これらの技術による手術ロボットの性能向上や教育の効率化が、医師・看護師不足の解消に繋がると期待されています。

    (関連記事)
    機械が人を優しく支援する、リアルハプティクス技術 ― モーションリブ株式会社
    http://astavision.com/contents/interview/3953
    優しく握る「手術用ロボット」
  • 多機能・格安の電子カルテ

    クリニカル・プラットフォーム株式会社が提供する「Clipla」は、簡単に安価で利用可能なクラウド電子カルテです。

    病院の受付を患者自らスマホで行うことによって、受付の手間が省かれ待ち時間の解消に繋がったり、待ち時間を事前に知ることも可能です。
    医師は前回のカルテを参照しワンクリックで同じ薬を処方出来たり、患者情報を氏名や疾病名、薬剤名、来院日などで検索出来る機能によって、スタッフ間での情報共有を容易に進めることが出来ます。

    他社サービスとの連携も充実しています。
    医療機関・薬局情報のデータベース「スクエル・データベース」との連携では紹介状の作成が簡単に行えるようになり、株式会社メドレーのオンライン病気事典「MEDLEY」との連携では、「Clipla」に傷病名を入力することで「MEDLEY」内の該当傷病ページへのリンクが自動的に生成され、診療の手助けとなります。

    「Clipla」はカルテの入力の手間だけでなく、様々な病院内の事務を効率化する様々な機能を備えており、医師や看護師が不足している医療現場での活躍が期待されています。 多機能・格安の電子カルテ
  • ディープラーニングが医師の目になる「エルピクセル」

    エルピクセル社は、医療画像をディープラーニングで解析する日本の東大発ベンチャーです。

    画像解析の高度な知識がなくても使用できるサービスや、脳や臓器の画像から異常個所を検出する技術などを開発・提供しています。

    医療画像を用いた医師の診断は、長年の経験や観察眼が必要とされるため医師側の負担も多く、見落としのリスクがそのまま病状の進行や医療ミスに繋がるケースもありました。

    ライフサイエンス領域の長年の知識と経験をもつメンバーを中心に、多くのサービスを提供しており、今後は国の支援も得ながら海外や医療以外の分野へも展開しようとしています。

    (関連記事)
    『画像診断・解析技術、AIが導く未来の医療』近年話題の“ディープラーニング活用による医療画像解析” ―エルピクセル社インタビュー
    https://astavision.com/contents/interview/2715 ディープラーニングが医師の目になる「エルピクセル」
  • 難しい手術時の手首をサポート「CMR Surgical」

    CMR Surgicalは、外科手術医をサポートするロボット開発・販売を行うアメリカのベンチャー企業です。

    彼らが開発する医療ロボット「Versiusは、手術時に外科医の手首に装着し、主に腹腔鏡手術において難しいプロセスをサポートします。
    そしてVersiusのサポートを受けた状態での手術スキルを習得するために、仮想空間でトレーニングするプログラムも提供しています。

    難しい腹腔鏡手術は、外科医にかかる身体的・精神的負担も非常に重く、手術を行う人材の育成も大きな課題となっていました。

    彼らのロボットはまだ一般の医療機関には提供開始前であるものの、2018年6月には総額100億円以上の資金調達を行い、今後急速にVersiusシステムの開発を商用化に向かうと見込まれています。 難しい手術時の手首をサポート「CMR Surgical」

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