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バリアフリー化されていない社会を解決する

最終更新日:2018/01/24

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 バリアフリー化された社会は、より多くの人に安心、安全な暮らしをもたらすだけでなく、健常者と障害者が共有可能な楽しみをより増やすことも出来る。

 先天的、後天的に発生する障害によって、交通事故やケガなどの安全性、利用できる施設の少なさによる娯楽性が損なわれているケースは珍しくない。

 これらの問題を解決するバリアフリー化は、法整備が各国で進められているものの、努力義務に留まる内容が多いために未整備の地域も多く、過疎地では災害避難場所が未対応であるケースも少なくない。
 また、実施義務に沿って整備された地域でも、事故防止や最小限の情報提供を目的とした基準であることが多く、心地よさ、使いやすさといった質までは考慮されていないことが多い。

 障害の有無に関わらずすべての利用者への心地よさを提供しようと、現在では、映画館内で自動的に字幕が表示されるメガネ型デバイスの開発、音源から多少離れていても聴き取りやすいスピーカーの開発など、暮らしやすさに目を向けた技術が誕生している。

バリアフリー化されていない社会を解決する

未来への変化の兆し

  • リアルタイムで字幕表示「Another Track」

     エヴィクサー株式会社は「Another Track」という装置で聴覚障害者の映画視聴を支援しています。
     このメガネ型デバイスは、音響通信によって映画館内で自動的に字幕が表示することが可能です。音響通信によってスマートデバイス間を0.1秒以内で字幕データを伝達できるため、映画の進行に対応して遅れることなく表示することができます。
     通信自体は電波を利用しないため、電波や無線LANのない環境でも情報伝達可能で、専用の音響設備は不要のため、展開出来る施設の幅が広い点が特長です。

     このように快適に生活できるだけでなく、生活を楽しむことができるバリアフリー化が今後進むことが期待されています。 リアルタイムで字幕表示「Another Track」
  • 離れていてもはっきり聴こえる「ミライスピーカー」

     従来のスピーカーは、距離が離れるほど弱くなりやすい特性があります。そのため、遠くの人には音が届きにくく、聴覚に問題がある方にとっては使いづらいものになっています。

     サウンドファンの開発した「ミライスピーカー」は、明瞭度の高い音を遠くまではっきりと届けることが可能です。
     曲面の振動板が音を発する構造によって生まれたエネルギーのある音は、距離による弱まりを受けにくくなっています。
     家庭でみんなで映画を楽しむことはもちろん、公共施設での呼び出しシステムや、会議での使用によって、多くの人に音による情報を届けることが可能です。

     このような技術は、音による楽しみを生むだけでなく、緊急放送など音による重要な情報を多くの人が受け取ることが出来、バリアフリー社会の実現には欠かせないものと言えるでしょう。 離れていてもはっきり聴こえる「ミライスピーカー」

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