資源・再利用・生態系・汚染

森林破壊のない社会を実現する

最終更新日:2018/06/18

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森林破壊のない社会が実現すれば、地球環境の改善を通じて、動物や植物の生態系を守れる可能性が高まります。
具体的には、年間520万ヘクタールの森林を保護でき、300~600万種の動物を絶滅の危機から救えると考えられます。

この未来を実現するため、世界各国で持続可能な農業生産方式の推進や、森林保護活動が行われています。
しかし、木材は発展途上国を中心に日々の生活の中で重要な資源となっており、代替となる資源なしでは完全に森林破壊をなくすことは困難です。

そこで、現在、生ゴミを利用した燃料などを用いることで木材の代わりとなる製品開発が進められています。
このような製品が広まれば、誰もが日々の生活で不便を感じることのなく、森林を傷つけない世界を確立できるかもしれません。

森林破壊のない社会を実現する

未来への変化の兆し

  • 生ゴミから作られる煙の出ない炭

    Green Bio Energy(以下GBE)は、ウガンダで生ゴミをもとに石炭を作り、販売しています。
    これによって、森林の減少スピードを抑えられるだけでなく、二酸化炭素の排出量も減少させることが出来ます。また、ウガンダの人たちに職を提供したり、安く石炭を販売することで発展途上国の生活環境の改善にも貢献しようとしています。

    現在、世界の森林は減少しており、中でも特に南アメリカ、アフリカなどの熱帯の森林の減少面積が大きくなっています。その原因の一つが発展途上国などでの燃料用木材の取りすぎです。

    GBEによって、現地住民の生活と共存する形で森林破壊を抑制していけるのではと期待されています。 生ゴミから作られる煙の出ない炭
  • 山の資産管理で森林を守り産業創出をする「株式会社百森」

    株式会社百森は、原木生産のみならず山の資産活用に挑む日本のベンチャー企業です。

    私有林所有者から森林管理を受託し、『施業準備』『施業管理』を計画的に行うことで森林を保全し、その過程で出る間伐材や林地残材をバイオマス燃料や木材として活用します。

    過疎や高齢化でしっかりと管理できなくなった山林は、大雨による土砂災害や光源が入らないことで土壌がやせてしまうなど、長期的な維持が困難になると同時に二酸化炭素を吸収する働きが阻害され、温暖化防止機能も低下します。

    百森は面積の90%以上が山林の岡山県西粟倉村を拠点に、原木販売以外にも山のデータ管理や、山に生えている原木の在庫管理と計画的な出荷などの事業を手掛けながら、100年後に豊かな森林を残すための活動を行っています。

    (参考記事)
    西粟倉の村から、日本の約6割を占める「山の資産活用」に挑戦する ――株式会社百森
    https://astavision.com/contents/interview/5190 山の資産管理で森林を守り産業創出をする「株式会社百森」
  • 水草から炭をつくる「HiGi Energy」

    HiGi Energyは水草原料とする木炭の精製技術を開発する、フィリピンのベンチャー企業です。

    彼らの技術は、フィリピン国内で多く生産され、その成長スピードから供給過多となっているウォーターヒヤシンスなどの水草を環境に優しい燃料に変えるものです。
    燃料に変えることで農家の収入にも貢献し、フィリピン国内で65%いるといわれている薪や炭を燃料として使用する人たちに安価で提供し、森林伐採せずに炭を生成することを通じて森林破壊を減らす貢献を目指しています。

    既に東南アジアでいくつものスタートアップイベントで受賞をし、Forbesアジアをはじめとするメディアで取り上げられたことでフィリピン国内の調理用燃料としてのビジネスを拡大しています。 水草から炭をつくる「HiGi Energy」
  • 材木販売と森林管理を両輪で展開「Conifex」

    Conifexは、木材の販売から再植林、森林管理まで担うカナダのベンチャー企業です。

    彼らは北米を中心に高品質のSPF製材やSouthern Pine製材を提供しつつ、カナダの森林構想に基づいて持続性のある森林管理や再植林プロジェクトを動かしています。
    再植林においては、森林地域における害虫や病気への耐性が担保された木を計画的に植林しており、製材として出荷されなかった細かい屑を集めてバイオマス発電に取り組むプロジェクトも行っています。

    また、森林を破壊し土壌を痩せさせないよう、材木の収穫における計画の立案や、周辺地域の天候や土壌状態のモニタリングなども行い、上質な製材の出荷と持続性のある森林管理を両輪で回したビジネスを展開しています。

    カナダ国内では指折りの森林管理会社に成長しており、2017年のIPO以降も精力的に事業展開を続けています。 材木販売と森林管理を両輪で展開「Conifex」

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