象牙・裏社会・絶滅危機・高額取引

密猟・密漁を解決する

最終更新日:2018/01/24

関連する社会課題: 経済の未来

 密漁、密猟、不法な漁獲などは、経済的被害だけでなく、伝統的な食文化の消失や、サンゴの減少による生態系崩壊にも繋がっている。

 希少価値の高い動物は乱獲され、頭蓋骨や牙を生きたまま獲られるゾウやサイがアフリカでは多く見受けられたり、多くの動物を絶滅の危機に陥らせている。

 発生の背景には、経済的な困窮や、野生動物の被害に悩む現地住民に対し、駆除や金銭といった形で協力体制を築く密猟者の存在がある。
 各国、取り締まりの強化や、パトロール部隊の軍事化などに力を入れている。しかし、密猟者の持つ武器や技術水準が高く、国籍不明船や操業許可のない船など現状の把握が難しいケースも多いため、劇的な成果が挙げられずにいる。

 この問題を解決しようと、AIと高解像度カメラやドローンを組み合わせて野生動物群や不審船・不審者を自動検出するシステムや、密猟者を取り締まる動物型のおとりロボットなど、多くの技術が導入されつつある。

密猟・密漁を解決する

未来への変化の兆し

  • AIによる密漁監視

     青森の陸奥湾で起きた、ナマコの漁業被害。
     各漁協は県や地元警察と連携し巡回を行ってきたものの、常時監視の難しさや負荷の大きさが問題となっていました。

     この被害を少しでも食い止めようと、「密漁監視システム」を構築したのがNECフィールディング株式会社。密漁を24時間365日体制で監視可能にしました。監視カメラと画像認識によって、不審な船や人を検出し、密漁船と判断されれば県漁連や各漁協にアラートが発信される技術です。

     このように最新技術が密漁対策に取り入れられることで、低コストで広範囲な監視網を構築できることが期待されています。 AIによる密漁監視
  • 動物型囮ロボット

    Robotic Decoysは密猟取り締まりのための動物ロボットを生産しています。

    ロボットは、はく製にした死体の首や耳、足にサーボモータを取り付けて作られ、頭を回したり、足を持ち上げたりといった動物のしぐさをリモートコントロールで真似させることが可能です。
     密猟者が接近や発砲した瞬間を取り押さえることを目的としており、既にアメリカの野生動物保護関係各所に導入されています。

     このような製品は、密猟者の発見・逮捕をより確実にし、取り締まりの強化によって密猟のリスクを高め、密猟の抑制に貢献すると期待されています。 動物型囮ロボット

現在集まっている公募課題

  • あなたもastamuseに課題を掲載してみませんか?
    astamuseには月間150万人の技術者がサイトを訪れています。

    astamuseに課題掲載しませんか? あなたの技術的な課題に応えられる技術者がastamuseにはいるかもしれません。 技術分野問わず、未来につながる技術課題をastamuseに掲載してみませんか?

    課題掲載について問い合わせる

本ページに掲載されている公募案件については時点での内容を掲載しております。
各公募内容における報酬や条件、詳細につきましては各リンク先に記載されている内容を
ご確認頂けますようよろしくお願いいたします。

この社会課題に関連するタグ

この課題を解決するために共有する

この社会課題に取り組んでいる企業

関連する企業はありません

「密猟・密漁を解決する」に関連する解決すべき社会課題