リサイクル・処理技術・画像認識

ゴミのない社会を実現する

最終更新日:2018/06/18

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ゴミのない社会が実現することで、ゴミ焼却時に排出されるダイオキシン、土壌・地下水汚染など多くの問題を解決できます。
他にも、不法投棄や最終処分場不足による衛生面への悪影響を減らすことができます。

現在は、より効率的にゴミを再利用・処分するというルールに基づき、廃棄物のリサイクルや分別、バイオガスとしての利活用などが社会に浸透してきています。
しかし、ゴミの量は世界中で年々増え続けています。

そこで、増え続けるゴミの問題を解決するために、画像処理による効果的なごみ収集技術、無人収集ロボットなど、多くの技術サービスが展開されています。

ゴミのない社会を実現する

未来への変化の兆し

  • スマホでごみ拾い「ピリカ」

    株式会社ピリカは、SNSや画像認識技術などの力で、ポイ捨てごみ問題に取り組むベンチャー企業です。
    無料のごみ拾いスマホアプリ「ピリカ」、画像認識でポイ捨てされているゴミを計測する仕組み「タカノメ」を通じ、これまで世界中で7,000万個のゴミが拾われました。

    計測できるデータが少なかったごみ問題を可視化し、これまで人知れず行われていた清掃活動も「みんなでやっている」形で発信することが出来る。
    こうしたピリカの取り組みによって、ごみ拾い活動が日常に浸透したり、ごみを出さなくなることが期待されています。

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    「ポイ捨ての問題は深刻」と言われながら、データで把握する文化が無かった。 ― 株式会社ピリカ
    http://astavision.com/contents/interview/3809 スマホでごみ拾い「ピリカ」
  • 服から服をつくる技術「S-PET」

    衣料品の約60%にはポリエステル繊維が使用され、生産過程では多くの石油由来原料が使われています。繊維製品はリサイクル率が10~20程度と低く、着用後不要になった衣料品はほとんどが焼却処分され、国内だけでも毎年100万トン以上が廃棄されています。

    日本環境設計は、衣料品に含まれるポリエステル繊維を溶かしだし、精製して、もう一度ポリエステル繊維の原料であるポリエステル樹脂(S-PET)を製造する技術開発に成功しました。
    このS-PET樹脂は石油由来原料と同等の品質であるため、様々な糸・布製品を製造することが可能です。また、服の面部分はバイオエタノールにリサイクルができ、重油代替燃料としての利用が見込まれます。

    この技術は、石油由来原料の使用を削減するとともにゴミを新しいビジネスの材料として生まれ変わらせることができると期待されています。 服から服をつくる技術「S-PET」
  • 廃棄物を分解して二酸化炭素を半減「RAD Green Solutions」

    RAD Green Solutionsは環境に優しく低コストな廃棄物管理システムを開発するフィリピンのベンチャー企業です。

    彼らが開発した廃棄物管理システム「Pyroclave」は、従来の焼却処理とは異なり、独自のプロセスによって酸素を使わず極度の高温を用いて医療廃棄物を分解します。これにより二酸化炭素排出量を50%に抑え、全ての固形物質を炭素化することが可能です。

    既にサービスを展開中であり、2016年には「National Invention Contest and Exhibit」として表彰されるなど、フィリピン国内に留まらずアジア全域へと事業展開をしはじめています。 廃棄物を分解して二酸化炭素を半減「RAD Green Solutions」
  • プラスティックを高品質リサイクル製品に「Banyan」

    Banyanは、独自のプラスティックリサイクル技術を開発する、インドのベンチャー企業です。

    彼らのプラスティック洗浄技術は、回収されたプラスティックを独自のリサイクル可能な顆粒「Better Plastic」に変換することで、世界中の企業が容易にリサイクル製品を創ることが可能になります。
    環境に優しい洗剤や溶剤を使用して、インクや塗料などの汚染物質を除去する点が特徴であり、既にインド国内外の自動車メーカーや化粧品メーカーが導入しています。

    また、彼らはデータインテリジェンス部門も設立し、リサイクル可能なプラスティックを効率的に回収するための工夫もサプライチェーンと連携して行っています。

    すでにダボス会議で表彰されるなど国際的に高い評価も得ており、今後もプラスティック廃棄物を世の中から減らすため、リサイクルプラスティックのブランド展開を行っていく予定です。 プラスティックを高品質リサイクル製品に「Banyan」

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