AED・応急処置・医師不足

命を救う救命・救急医療を実現する

最終更新日:2018/08/27

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救命・救急医療の課題を解決することで、年々増加する救急医療の現場患者の命を救うことができます。

日本国内での救急出動回数は年間500万回以上あると言われています。
突然の心停止や交通事故など一刻を争うケースが多く存在します。
初期処置が間に合えば重篤な後遺症を回避できる可能性もあることから、迅速で正しい救命活動の実施が求められています。

こうした状況を改善するために、AEDや医療従事者を迅速に向かわせるシステムの構築、周囲にいる一般人も含めた迅速な応急処置や救急連絡のネットワーク作りなど、新たな取り組みが始まっています。

命を救う救命・救急医療を実現する

未来への変化の兆し

  • 心肺蘇生の訓練

    Resuscitation Councilは,医学的な証拠に基づく蘇生ガイドラインを作成しています。そして、心停止からの蘇生を成功させる可能性が最も高い治療法を一般公開しています。

    また、同社がリリースした救命アプリ「Lifesaver VR」は、心肺蘇生法スキルを教える無料アプリです。
    このアプリでは、心肺蘇生法の指示とそのフィードバックします。除細動器の使い方を教えることで、誰もが緊急時に実践できることを目的としています。

    心停止から除細動実施までにかかる時間が1分遅れるごとに、生存退院率が約10%ずつ低下することが知られています。
    国内で心停止するうちの4人に1人は、心停止の現場を誰かが目撃しているというデータがあります。そのため、このような技術で、即時の応急処置を行える人が増えれば救命に高い効果をもたらすと期待されています。 心肺蘇生の訓練
  • 救急搬送の時間を短縮化

    RigPlenishは、救急搬送の効率化を目的とした企業です。

    同社の開発した「RigPlenish」では、救急搬送時の書類作成を自動化することができます。

    アメリカでは、救急搬送にかかる時間のおよそ1/3が資料作成に当てられています。しかし、同社のアプリを用いると、この時間を1/10に短縮可能です。
    また、患者に関するデータ資料がWi-Fiを通じてリアルタイムで病院側と共有され、搬送後の患者の治療にも活かされます。

    これまで700万ドルの資金調達を受け、すでに440万台の救急車に導入されています。 救急搬送の時間を短縮化
  • 心臓の異常を検知する服「healthwatch」

    HealthWatchは、身体情報を取得するスマート衣類を製造・販売しているイスラエルのベンチャー企業です。

    彼らが開発したMasterCautionは心拍数、皮膚温度、呼吸状態、姿勢などを検出するセンサーが織り込まれています。
    医療スタッフの介助なしに着ることができ、見た目も目立たない形状をしています。また、家庭用の洗濯機で洗うこともできるため、患者の健康状態を自宅からモニタリングすることもできます。

    心疾患にまつわる症状は急性で発症し、その際迅速な対応が出来るかどうかが命を救う確率を大きく左右します。
    そこで、MasterCautionを使うことで、虚血や不整脈などの心臓に関する異変をほぼリアルタイムに察知して警告を発することで、適切で迅速な処置が可能となります。

    HealthWatchは既にFDAの認証をクリアしました。そして20億円以上の資金調達を実施し、イスラエルを中心に病院施設への導入を進めている段階です。 心臓の異常を検知する服「healthwatch」
  • 救命医療の最初の10分を「スマホ通知」で解決する

    Coaido株式会社は、「周囲へのSOS発信」を切り口に救急・救命医療に挑戦するベンチャー企業です。

    スマホアプリ「Coaido119」は、119番通報すると同時に周囲の事前登録した医療有資格者や救命講習受講者、AED設置者等に通知が届き、救急車到着までの約10分間を救命ボランティアによって助けようというサービスです。また、施設の防災センターやAED設置場所の固定電話を鳴らし、救急事案が発生したことを迅速に知らせます。

    都内での限定サービス提供が始まったほか、無人ドローンでAEDを現場に急行させるサービスも開発中です。

    急性心不全などの病は場所を選ばず発生し、日本国内ではAEDが現場に到着しないケースが93%と、適切な初動処置自体が出来ていない状況にあります。

    通報件数の増加で年々遅れる救急車の到着時間、その状況で適切な応急手当の重要性は増しています。

    このような救命医療が到着するまでの時間の救助を行う仕組みは、救命医療で救える人の数をさらに増やすと期待されています。

    (参考リンク)
    市民共助を促進する119番通報アプリで、新しい救急救命を実現する - Coaido株式会社
    http://astavision.com/contents/interview/4114 救命医療の最初の10分を「スマホ通知」で解決する

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