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技術 シャツの襟プレス装置

出願人 発明者
出願日 2009年7月6日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2009-159451
公開日 2011年1月20日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2011-010971
登録日 - 登録番号 -
特許期限 2029年7月6日 (残14年8ヶ月) 状態 拒絶査定(最終処分)
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図面 (7)

課題

簡易な構成でプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能で、かつ、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能なシャツ襟プレス装置を提供すること。

解決手段

シャツの襟プレス装置1は、シャツ2の第1ボタン掛けるボタン掛け作業を行うために、かつ、シャツ2の襟2aをプレスするために襟2aが配置される襟配置部3と、襟配置部3に配置された襟2aをプレスするプレス機構4とを備えている。襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタンが、ボタン掛け作業を行う作業者がいる作業者側を向くように構成されている。

背景

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従来、シャツ製造時やクリーニング後に、シャツのプレスする襟プレス装置として、シャツの襟が巻回される芯部材と、襟をプレスするプレス部材とを備える襟プレス装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の襟プレス装置では、芯部材は、その断面略楕円形状となる筒状に形成されており、その軸方向水平になるように配置されている。また、この襟プレス装置では、プレス部材は、芯部材の上方に配置され、芯部材に対して上下動するように構成されている。なお、この襟プレス装置では、芯部材に襟が巻回されたシャツの背中側は、襟のプレス作業を行う作業者が立っている作業者側(すなわち、襟プレス装置の前面側)に垂れている。

また、襟をプレスした後には、一般的に、作業者によるシャツのボタン掛け作業が行われる。従来、シャツのボタン掛け作業を行うための構成として、図6に示すように、円錐台状に形成されたシャツ受け101とポール102とを備えるネックスタンドが知られており、このネックスタンドを利用してシャツ103のボタン掛け作業が行われている。

概要

簡易な構成で襟のプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能で、かつ、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能なシャツの襟プレス装置を提供すること。シャツの襟プレス装置1は、シャツ2の第1ボタンを掛けるボタン掛け作業を行うために、かつ、シャツ2の襟2aをプレスするために襟2aが配置される襟配置部3と、襟配置部3に配置された襟2aをプレスするプレス機構4とを備えている。襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタンが、ボタン掛け作業を行う作業者がいる作業者側を向くように構成されている。

目的

そこで、本発明の課題は、簡易な構成で襟のプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能で、かつ、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能なシャツの襟プレス装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項

請求項1

シャツの第1ボタンを少なくとも掛けボタン掛け作業を行うために、かつ、前記シャツのプレスするために前記襟が配置される襟配置部と、前記襟配置部に配置された前記襟をプレスするプレス機構とを備え、前記襟配置部は、前記襟配置部に配置された前記シャツの前記第1ボタンが、前記ボタン掛け作業を行う作業者がいる作業者側を向くように構成されていることを特徴とするシャツの襟プレス装置

請求項2

前記襟配置部は、前記襟配置部に配置された前記シャツの前記第1ボタンが前記作業者側を向くように固定され、前記プレス機構は、前記作業者側の反対側となる反作業者側に配置され、前記シャツの奥襟側から前記襟をプレスすることを特徴とする請求項1記載のシャツの襟プレス装置。

請求項3

前記襟配置部は、前記襟が当接する外周面を有する略円柱状略円筒状略楕円柱状または略楕円筒状に形成されるとともに、その軸方向が上側に向かうにしたがって前記作業者側に向かってしだいに傾斜するように固定されていることを特徴とする請求項2記載のシャツの襟プレス装置。

請求項4

前記襟配置部を下側から支持する第1の支持柱と、前記プレス機構を下側から支持する第2の支持柱とを備え、前記襟配置部に前記襟が配置された前記シャツの背中側は、前記第1の支持柱と前記第2の支持柱との間に配置されることを特徴とする請求項2または3記載のシャツの襟プレス装置。

請求項5

前記第1ボタンが掛けられた状態で前記襟配置部に配置された前記襟を保持する襟保持機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシャツの襟プレス装置。

詳細

技術分野


背景技術

0002

従来、シャツの製造時やクリーニング後に、シャツの襟をプレスする襟プレス装置として、シャツの襟が巻回される芯部材と、襟をプレスするプレス部材とを備える襟プレス装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の襟プレス装置では、芯部材は、その断面略楕円形状となる筒状に形成されており、その軸方向水平になるように配置されている。また、この襟プレス装置では、プレス部材は、芯部材の上方に配置され、芯部材に対して上下動するように構成されている。なお、この襟プレス装置では、芯部材に襟が巻回されたシャツの背中側は、襟のプレス作業を行う作業者が立っている作業者側(すなわち、襟プレス装置の前面側)に垂れている。

0003

また、襟をプレスした後には、一般的に、作業者によるシャツのボタン掛け作業が行われる。従来、シャツのボタン掛け作業を行うための構成として、図6に示すように、円錐台状に形成されたシャツ受け101とポール102とを備えるネックスタンドが知られており、このネックスタンドを利用してシャツ103のボタン掛け作業が行われている。

0004

特開平10−127996号公報


発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に記載の襟プレス装置では、芯部材に襟が巻回されたシャツの背中側が作業者側に垂れているため、芯部材に襟が巻回された状態でシャツのボタン掛け作業を行うことは困難である。すなわち、特許文献1に記載の襟プレス装置では、芯部材からシャツを取り外さなければ、ボタン掛け作業を行うことは困難である。したがって、この襟プレス装置の場合、ボタン掛け作業を行うための構成として、たとえば、図6に示すようなネックスタンドを準備しないと、ボタン掛け作業を行うことが困難である。

0006

そこで、本発明の課題は、簡易な構成で襟のプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能で、かつ、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能なシャツの襟プレス装置を提供することにある。


課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するため、本発明のシャツの襟プレス装置は、シャツの第1ボタンを少なくとも掛けるボタン掛け作業を行うために、かつ、シャツの襟をプレスするために襟が配置される襟配置部と、襟配置部に配置された襟をプレスするプレス機構とを備え、襟配置部は、襟配置部に配置されたシャツの第1ボタンが、ボタン掛け作業を行う作業者がいる作業者側を向くように構成されていることを特徴とする。

0008

本発明のシャツの襟プレス装置は、ボタン掛け作業を行うために、かつ、シャツの襟をプレスするために襟が配置される襟配置部と、襟配置部に配置された襟をプレスするプレス機構とを備えている。そのため、本発明では、襟配置部を利用した簡易な構成で、襟のプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能になる。また、本発明のシャツの襟プレス装置では、襟配置部は、襟配置部に配置されたシャツの第1ボタンが、ボタン掛け作業を行う作業者がいる作業者側を向くように構成されている。そのため、本発明では、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能になる。

0009

本発明において、襟配置部は、襟配置部に配置されたシャツの第1ボタンが作業者側を向くように固定され、プレス機構は、作業者側の反対側となる反作業者側に配置され、シャツの奥襟側から襟をプレスすることが好ましい。このように構成すると、襟配置部が移動可能に構成されている場合と比較して、装置の構成を簡素化することが可能になる。また、襟配置部が移動可能に構成されている場合と比較して、プレス作業およびボタン掛け作業の作業時間を短縮することが可能になる。また、プレス機構が反作業者側に配置されるため、作業者側で作業を行う作業者がプレス機構に接触するおそれが低減する。したがって、作業者の作業がやりやすくなるとともに、作業者の安全を確保しやすくなる。

0010

本発明において、襟配置部は、襟が当接する外周面を有する略円柱状略円筒状略楕円柱状または略楕円筒状に形成されるとともに、その軸方向が上側に向かうにしたがって作業者側に向かってしだいに傾斜するように固定されていることが好ましい。このように構成すると、襟配置部の軸方向が垂直方向と一致するように、襟配置部が固定されている場合と比較して、襟配置部に襟を配置する際に襟配置部から襟が落ちにくくなる。したがって、襟配置部への襟の配置が容易になる。

0011

本発明において、シャツの襟プレス装置は、たとえば、襟配置部を下側から支持する第1の支持柱と、プレス機構を下側から支持する第2の支持柱とを備え、襟配置部に襟が配置されたシャツの背中側は、第1の支持柱と第2の支持柱との間に配置される。

0012

本発明において、シャツの襟プレス装置は、第1ボタンが掛けられた状態で襟配置部に配置された襟を保持する襟保持機構を備えることが好ましい。このように構成すると、襟保持機構によって、第1ボタンが掛けられた状態の襟が動かないように襟を保持することが可能になるため、第1ボタンを掛けた後に作業者がシャツから手を離しても、襟配置部に対する襟の位置がずれにくくなる。したがって、適切に襟をプレスすることが可能になる。


発明の効果

0013

以上のように、本発明のシャツの襟プレス装置では、簡易な構成で襟のプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことが可能になるとともに、ボタン掛け作業を容易に行うことが可能になる。


図面の簡単な説明

0014

本発明の実施の形態にかかるシャツの襟プレス装置を示す側面図である。 図1に示すシャツの襟プレス装置の上端側の正面図である。 図1のE−E方向から襟配置部およびプレス機構を示す図である。 図1に示すプレス機構の構成を説明するための図である。 図1に示すプレス機構の動作を説明するための図である。 従来技術にかかるネックスタンドを示す斜視図である。


実施例

0015

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

0016

(シャツの襟プレス装置の構成) 図1は、本発明の実施の形態にかかるシャツの襟プレス装置1を示す側面図である。図2は、図1に示すシャツの襟プレス装置1の上端側の正面図である。図3は、図1のE−E方向から襟配置部3およびプレス機構4を示す図である。図4は、図1に示すプレス機構4の構成を説明するための図である。図5は、図1に示すプレス機構4の動作を説明するための図である。

0017

本形態のシャツの襟プレス装置1(以下、「襟プレス装置1」とする。)は、主として、シャツ2のクリーニング後にシャツ2の襟2aをプレスして襟2aを美しく仕上げるための装置である。この襟プレス装置1は、襟2aをプレスするために襟2aが巻かれて配置される襟配置部3と、襟配置部3に配置された襟2aをプレスするプレス機構4とを備えている。なお、襟プレス装置1を使用して、シャツ2の製造時に襟2aをプレスしても良い。

0018

本形態では、作業者は、襟2aが襟配置部3に巻かれて配置された状態で、シャツ2の第1ボタン2b(図2参照)を掛けるボタン掛け作業を行う。すなわち、本形態では、襟2aをプレスするために、かつ、ボタン掛け作業を行うために、襟配置部3に襟2aが配置される。本形態では、図1図2に示すように、折り曲げられた状態の襟2aが襟配置部3に巻かれて配置される。

0019

また、襟プレス装置1は、第1ボタン2bが掛けられた状態で襟配置部3に配置された襟2aを保持する襟保持機構6と、襟配置部3を下側から支持する第1の支持柱7(以下、「第1支持柱7」とする。)と、プレス機構4を下側から支持する第2の支持柱8(以下、「第2支持柱8」とする。)とを備えている。

0020

図1に示すように、襟配置部3および第1支持柱7は、プレス作業およびボタン掛け作業を行う作業者がいる襟プレス装置1の前面側(作業者側、図1の左側)に配置され、プレス機構4および第2支持柱8は、襟プレス装置1の後面側(反作業者側、図1の右側)に配置されている。

0021

第1支持柱7の上端には、図2に示すように、襟配置部3に襟2aが巻かれているときのシャツ2の肩部分を支持する肩部支持部材12が固定されている。肩部支持部材12は、シャツ2の肩部分を整った状態で支持することが可能となるように、逆三角形状に形成されている。第1支持柱7の下端は、連結部材9を介して第2支持柱8の下端側に固定されている。また、第1支持柱7の下端の前面には、非常停止用スイッチ16が取り付けられている。第2支持柱8の下端は、ベース板10に固定されている。ベース板10の前面側には、プレス機構4および襟保持機構6を駆動するためのフットスイッチ11が取り付けられている。

0022

襟配置部3は、襟2aが当接する外周面3aを有する底付きの略楕円筒状に形成されている。この襟配置部3は、その底部が斜め上側を向き、その開口部が斜め下側を向くように、第1支持柱7の上端側に固定されている。具体的には、襟配置部3は、その軸方向が上側に向かうにしたがって作業者側に向かってしだいに傾斜するように第1支持柱7に固定されている。たとえば、水平方向に対する襟配置部3の軸方向の傾斜角度θ図1参照)は、約45°となっている。なお、襟配置部3の上端側は、斜め上側に向かうにしたがって、その幅(図3における上下方向の幅)および厚さ(図3における左右方向の幅)がしだいに小さくなる略テーパ状に形成されている。

0023

本形態では、襟配置部3の外周面3aに沿って巻かれるように襟2aが襟配置部3に配置されると、シャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向く。すなわち、本形態の襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くように構成されている。具体的には、襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが襟プレス装置1の略真正面側に配置されるように構成されている。また、襟配置部3に襟2aが配置されると、シャツ2の背中側2cは、図1に示すように、第1支持柱7と第2支持柱8との間に配置される。すなわち、襟配置部3よりも反作業者側には、シャツ2の背中側2cを垂らすための空間が形成されている。

0024

襟保持機構6は、第1ボタン2bが掛けられた状態の襟2aの前側内側から当接して襟2aを保持する保持レバー13と、保持レバー13を駆動するためのエアシリンダ14とを備えている。保持レバー13の下端側は、エアシリンダ14のロッド先端回動可能に取り付けられている(図1参照)。また、保持レバー13は、支点15を中心に回動可能となっており、エアシリンダ14の動作に伴って、支点15を中心に回動する。

0025

本形態では、エアシリンダ14のロッドが引っ込むと、保持レバー13の上端側が図1反時計方向に回動して、襟配置部3の前面側に突出する。保持レバー13の上端側が襟配置部3の前面側に突出すると、保持レバー13の上端側が襟2aの前側に内側から当接して襟2aを保持する。一方、エアシリンダ14のロッドが突出すると、保持レバー13の上端側が図1の時計方向に回動して、襟配置部3の内部に入る。保持レバー13の上端側が襟配置部3の内部に入ると、襟2aの保持状態解除される。

0026

プレス機構4は、襟配置部3に配置される襟2aに接触して襟2aの形を整える締付けベルト18と、締付けベルト18を加熱して襟2aを加熱するためのヒータが取り付けられたヒータ部19と、ヒータ部19を保持するヒータ保持部材20と、締付けベルト18およびヒータ部19を襟配置部3に近づく方向および襟配置部3から遠ざかる方向へ移動させるエアシリンダ21と、エアシリンダ21のロッドの先端に固定された固定部材22と、固定部材22に回動可能に取り付けられた2個の回動アーム23とを備えている。

0027

締付けベルト18の略中心位置は、ヒータ部19に接触している。また、締付けベルト18の両端側のそれぞれは、回動アーム23の一端に固定されている。回動アーム23は、図4における固定部材22の上下両端側のそれぞれに回動可能に取り付けられている。回動アーム23の他端には、引張りコイルバネ24の一端が取り付けられている。引張りコイルバネ24の他端は、固定部材22に取り付けられており、引張りコイルバネ24によって、2個の回動アーム23は、その一端側が互いに遠ざかる方向に付勢されている。

0028

ヒータ保持部材20には、固定軸25が固定されている。固定軸25は、固定部材22に固定された軸受26に挿通されており、図4の左右方向にスライド可能となっている。すなわち、ヒータ保持部材20は、固定部材22に対して図4の左右方向にスライド可能となっている。また、固定軸25は、圧縮コイルバネ27に挿通されており、圧縮コイルバネ27によって、ヒータ保持部材20は、固定部材22に対して図4の左方向に付勢されている。

0029

本形態では、エアシリンダ21のロッドが突出して、締付けベルト18が襟配置部3に近づく方向へ移動すると、やがて、襟配置部3に配置された襟2aにシャツ2の奥襟側から締付けベルト18が接触する。その後さらに締付けベルト18が襟配置部3に近づく方向へ移動すると、圧縮コイルバネ27の付勢力に抗して、ヒータ部19およびヒータ保持部材20が固定部材22に対して、図4右方向相対移動し、図5に示すように、2個の回動アーム23の一端側が互いに近づく方向に回動アーム23が回動して、襟2aの後ろ側(奥襟)および襟2aの横側に締付けベルト18が巻き付く。締付けベルト18が襟2aに巻き付くと、襟2aに熱が伝わって、襟2aがプレスされる。

0030

以上のように構成された襟プレス装置1では、まず、ボタン掛け工程が行われ、その後、襟2aのプレス工程が行われる。

0031

具体的には、まず、作業者は、シャツ2の襟2aが折れ曲がっている状態で、襟配置部3の外周面3aに沿って襟2aを巻いて、襟2aを襟配置部3に配置する。このときには、シャツ2の肩部分が肩部支持部材12に支持されるように、襟2aを襟配置部3に配置する。その後、作業者は、襟2aを手で押さえながら、第1ボタン2bを掛けるボタン掛け作業を行う。ボタン掛け作業が終わると、作業者は、フットスイッチ11を踏んで、襟保持機構6で襟2aを保持させる。その後、もう一度、フットスイッチ11を踏んで、襟2aのプレス作業を行う。また、襟2aのプレス作業が終わると、作業者は、斜め上側に向かって襟配置部3からシャツ2を取り外す。

0032

なお、本形態では、作業者がフットスイッチ11を踏んだ後であっても、非常停止用スイッチ16を足で押すと、保持レバー13は、襟2aの保持状態を解除する方向に回動し、また、締付けベルト18は、襟配置部3に遠ざかる方向へ移動する。

0033

(本形態の主な効果) 以上説明したように、本形態の襟プレス装置1は、ボタン掛け作業を行うために、かつ、シャツ2の襟2aをプレスするために襟2aが配置される襟配置部3と、襟配置部3に配置された襟2aをプレスするプレス機構4とを備えている。そのため、本形態では、襟配置部3を利用した簡易な構成で、襟2aのプレス工程とボタン掛け工程との両工程を行うことができる。また、本形態では、襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くように構成されている。そのため、本発明では、作業者は、ボタン掛け作業を容易に行うことができる。

0034

本形態では、襟配置部3は、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くように固定されている。そのため、襟配置部3が移動可能に構成されている場合と比較して、襟プレス装置1の構成を簡素化することができる。また、襟配置部3が移動可能に構成されている場合と比較して、プレス作業およびボタン掛け作業の作業時間を短縮することが可能になる。また、本形態では、プレス機構4が反作業者側に配置されているため、作業者側で作業を行う作業者がプレス機構4に接触するおそれが低減する。したがって、作業者の作業がやりやすくなるとともに、作業者の安全を確保しやすくなる。

0035

本形態では、襟配置部3は、その軸方向が上側に向かうにしたがって作業者側に向かってしだいに傾斜するように固定されている。そのため、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くように襟配置部3が固定されていても、襟配置部3に襟2aを配置する際に襟配置部3から襟2aが落ちにくくなり、襟配置部3への襟2aの配置が容易になる。

0036

本形態では、襟プレス装置1は、第1ボタン2bが掛けられた状態で襟配置部3に配置された襟2aを保持する襟保持機構6を備えている。そのため、襟保持機構6によって、第1ボタン2bが掛けられた状態の襟2aが動かないように襟2aを保持することができ、第1ボタン2bを掛けた後に作業者がシャツ2から手を離しても、襟配置部3に対する襟2aの位置がずれない。したがって、適切に襟2aをプレスすることが可能になる。

0037

(他の実施の形態) 上述した形態では、襟配置部3は、固定されているが、襟配置部3は、移動可能に構成されても良い。たとえば、襟配置部3は、第1支持柱7に対して上下方向を軸方向とする回転が可能となるように構成されても良いし、襟配置部3が固定された第1支持柱7がベース板10に対して上下方向を軸方向とする回転可能となるように構成されても良い。この場合には、たとえば、プレス機構4は作業者側に配置されても良いし、第1支持柱7の側方図2における第1支持柱7の左方または右方)に配置されても良い。ただし、この場合には、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くように、襟配置部3または第1支持柱7が回転可能に構成される。

0038

また、襟配置部3は、第1支持柱7に対して図1紙面垂直方向を軸方向とする回動が可能となるように構成されても良い。すなわち、水平方向に対する襟配置部3の軸方向の傾斜角度θを変えることができるように、襟配置部3が移動可能に構成されても良い。この場合には、たとえば、プレス機構4が襟配置部3の上方に配置され、傾斜角度θが0°の状態で、襟2aのプレスが行われても良い。

0039

上述した形態では、水平方向に対する襟配置部3の軸方向の傾斜角度θは約45°であるが、傾斜角度θは、0°よりも大きく、かつ、180°よりも小さければ、任意の角度に設定することが可能である。すなわち、襟配置部3に配置されたシャツ2の第1ボタン2bが作業者側を向くのであれば、傾斜角度θは、任意の角度に設定することが可能である。

0040

上述した形態では、襟配置部3は、第1支持柱7によって下側から支持されているが、襟配置部3は、第2支持柱8の上端側に取り付けられる支持部材等によって、上側から吊り下げられても良い。また、上述した形態では、襟配置部3は、略楕円筒状に形成されているが、襟配置部3は、略楕円柱状に形成されても良いし、略円筒状あるいは略円柱状に形成されても良い。

0041

上述した形態では、襟保持機構6は、第1ボタン2bが掛けられた状態の襟2aの前側に内側から当接して襟2aを保持する保持レバー13を備え、保持レバー13によって、第1ボタン2bが掛けられた状態で襟配置部3に配置される襟2aが保持されている。この他にもたとえば、襟配置部3の全体または一部が径方向伸縮可能となるように構成され、襟配置部3が径方向外側に広がることで、第1ボタン2bが掛けられた状態で襟配置部3に配置される襟2aが保持されても良い。

0042

上述した形態では、ボタン掛け作業の後に襟2aのプレス作業を行っているが、襟2aのプレス作業の後にボタン掛け作業を行っても良い。この場合には、襟2aのプレス作業の際に、作業者が襟2aを押えていても良いし、襟2aを押える押え機構を設けて、襟2aのプレス作業の際に、この押え機構によって襟2aを押えても良い。

0043

上述した形態では、締付けベルト18を加熱して襟2aを加熱するためのヒータがヒータ部19に取り付けられているが、ヒータ部19にヒータが取り付けられずに、襟2aを加熱するためのヒータが襟配置部3に取り付けられても良い。また、ヒータ部19にヒータが取り付けられるとともに、襟配置部3にヒータが取り付けられても良い。

0044

上述した形態では、襟プレス装置1は、プレス作業の際に襟2aを強制的に冷却するための冷却手段を備えていないが、襟プレス装置1は、プレス作業の際に襟2aを強制的に冷却するための冷却手段を備えていても良い。この場合には、熱を伝えながら襟2aをプレスする加熱プレスによって、襟2aの皺が除去され、かつ、襟2aに折り目がつけられるとともに、その後に、冷却手段により襟2aを冷却しながらプレスする冷却プレスを行うことで、襟2aが速やかに冷却されて、襟2aの、加熱プレスで仕上げされた状態が維持されるようになる。したがって、襟プレス装置1から取り外されたシャツ2の襟2aに皺が生じたり、一旦形成された折り目が緩んだりすることがなくなる。なお、加熱プレスの後に、プレスを伴わない襟2aの冷却のみを行っても同様の効果を得ることができる。

0045

襟2aを強制的に冷却する場合には、たとえば、冷却水等の冷媒を用いて冷却される冷却部が襟配置部3の外周面3aに形成され、この冷却部によって、襟2aを強制的に冷却しても良い。この場合には、たとえば、ヒータ部19にヒータが取り付けられずに、襟配置部3にヒータが取り付けられて、襟2aを加熱するための加熱部が襟配置部3の外周面3aに形成される。なお、この場合には、加熱部と冷却部とが隣り合うように襟配置部3の外周面3aに冷却部および加熱部が形成される。

0046

また、襟配置部3の内側から外周面3aに通じる複数貫通孔が形成され、襟配置部3の内側から空気吸引することで、襟2aを強制的に冷却しても良い。この場合には、たとえば、襟配置部3に吸引用ホースの一端が接続され、ホースの他端にブロアが接続される。また、この場合には、冷却水等の冷媒を用いて冷却部を形成する場合と比較して、襟2aの冷却手段の構成を簡素化することが可能になる。また、締付けベルト18やヒータ部19に貫通孔が形成され、ヒータ保持部材20側から空気を吸引することで、プレス作業の際に襟2aを強制的に冷却しても良い。

0047

1 襟プレス装置(シャツの襟プレス装置) 2 シャツ 2a 襟 2b 第1ボタン 2c 背中側 3 襟配置部 4 プレス機構 6 襟保持機構 7 第1支持柱(第1の支持柱) 8 第2支持柱(第2の支持柱)


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