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世界でのこの技術分類の技術分布

技術 原子力プラントの運転方法およびその運転装置

出願人 発明者
出願日 2007年3月28日 (7年4ヶ月経過) 出願番号 2007-084854
公開日 2008年10月9日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2008-241579
登録日 - 登録番号 -
特許期限 2027年3月28日 (残12年8ヶ月) 状態 拒絶査定(最終処分)
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以下の情報は公開日時点(2008年10月9日)のものです。

課題

原子力プラント増出力に関してプラント機器の構成の大幅な変更を行わずにプラント効率を向上させ、プラントの出力増加を可能にすることのできる原子力プラントの運転方法を提供する。

解決手段

原子力プラントの運転方法は、原子力プラントの出力を増加させるに原子力プラントの運転方法において、低圧損型蒸気加減弁2aを用いて圧力損失を低減する圧力損失低減ステップと、高圧タービン入口の少なくとも初段のノズル最適化するノズル最適化ステップと、低圧損型蒸気加減弁2a及び前記ノズルを最適化した高圧タービン3入口の少なくとも初段のノズルを用いてプラント効率を向上させ出力増加させる出力増加ステップと、を有する。

この項目の情報は公開日時点(2008年10月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

背景

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原子力プラントにおいては、例えば、電気出力を増大するために燃料構成、又は燃料集合体形状構成等を改良して、炉心出口における主蒸気流量を増加させることで電気出力を増大させていた。

また、電気出力増加にほぼ比例して主蒸気流量が増加する。このため、給水系配管給水加熱器給水ポンプ蒸気乾燥器などの炉内構造物主蒸気管高圧タービン低圧タービンおよび復水器などほとんど全ての機器設計余裕が減少する。通常の沸騰水型軽水炉を用いた原子力プラントでは主蒸気流量の増加によって最初に設計余裕がなくなる可能性のある機器の一つが高圧タービンである。沸騰水型軽水炉以外の原子力発電システムにおいても高圧タービンの設計余裕が比較的小さいプラントについては同様の課題があり、従来の技術を既設の原子力プラントに適用する場合、プラントの機器の大規模な改良、交換が必要になっていた。

上述の既設の原子力プラントの電気出力を増大する方法として、一般に、以下の3つの方法が知られている。

第1の方法として、原子炉熱出力を増加させ、炉心出口における主蒸気流量を増大させ、設計余裕がなくなった機器を改造、交換する方法がある。

第2の方法として、原子炉の熱出力を増加させ、炉心出口における主蒸気流量を増大させ、設計余裕の範囲内で対応する方法がある。

第3の方法として、主蒸気抽気加熱する給水に加熱量を減らし、給水のエンタルピ温度)を下げることにより主蒸気流量の増加を抑制すると同時に、低圧タービンへ入る蒸気量を増加させることにより低圧タービンでのエネルギー回収量を増加させる方法が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。

なお、以下本発明の実施の形態の説明において詳しく述べるが、原子炉炉心と高圧タービンを連絡する主蒸気管に設けられる弁、なかでも蒸気加減弁として、圧力損失の低減を考慮した構造のものが知られている(例えば、特許文献4、5参照)。 特開2005−201696号公報 特開2006−38499号公報 特開2006−208238号公報 特開2004‐301066号公報 特開平2‐233805号公報

概要

原子力プラントの増出力に関してプラント機器の構成の大幅な変更を行わずにプラント効率を向上させ、プラントの出力増加を可能にすることのできる原子力プラントの運転方法を提供する。原子力プラントの運転方法は、原子力プラントの出力を増加させるに原子力プラントの運転方法において、低圧損型蒸気加減弁2aを用いて圧力損失を低減する圧力損失低減ステップと、高圧タービン3入口の少なくとも初段のノズル最適化するノズル最適化ステップと、低圧損型蒸気加減弁2a及び前記ノズルを最適化した高圧タービン3入口の少なくとも初段のノズルを用いてプラント効率を向上させ出力増加させる出力増加ステップと、を有する。

目的

本発明は上記課題を解決するためになされたもので、原子力プラントの増出力に関してプラント機器の構成の大幅な変更を伴わずにプラント効率を向上させ、プラントの出力増加を可能にすることのできる原子力プラントの運転方法およびその運転装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2008年10月9日)のものです。

請求項1

原子力プラント出力を制御する原子力プラントの運転方法において、蒸気加減弁を用いて圧力損失を低減する圧力損失低減ステップと、高圧タービン入口の少なくとも初段のノズル最適化するノズル最適化ステップと、前記蒸気加減弁及び前記ノズルを最適化した高圧タービン入口の少なくとも初段のノズルを用いてプラント効率を向上させて原子力プラントの出力を増加させる出力増加ステップと、を有することを特徴とする原子力プラントの運転方法。

請求項2

前記原子力プラントの給水ポンプトリップしこの予備機起動しない場合に、制御装置を用いて再循環ポンプ流量を低下させると共に予め選択しておいた制御棒を挿入する制御ステップを有することを特徴とする請求項1記載の原子力プラントの運転方法。

請求項3

前記原子力プラントの再循環ポンプがトリップし炉心の安定性が良好でない場合に、制御装置を用いて予め設定した制御棒を挿入する制御ステップを有することを特徴とする請求項1記載の原子力プラントの運転方法。

請求項4

原子力プラントの出力を制御する原子力プラントの運転装置において、圧力損失を低減する蒸気加減弁と、ノズルを最適化した高圧タービン入口の少なくとも初段のノズルと、前記蒸気加減弁及び前記ノズルを最適化した高圧タービン入口の少なくとも初段のノズルを用いてプラント効率を向上させ出力増加させる出力増加手段と、を有することを特徴とする原子力プラントの運転装置。

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