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世界でのこの技術分類の技術分布

技術 病原性ウシエンテロウイルス、ワクチン及び診断方法

出願人 発明者
出願日 2004年12月10日 (9年7ヶ月経過) 出願番号 2006-543499
公開日 2007年5月31日 (7年2ヶ月経過) 公開番号 2007-513620
登録日 - 登録番号 -
特許期限 2024年12月10日 (残10年4ヶ月) 状態 拒絶査定(最終処分)
技術分野
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以下の情報は公開日時点(2007年5月31日)のものです。

新規病原性ウシエンテロウイルスの単離を記載する。本新規病原性ウシエンテロウイルスは、本新規病原性ウシエンテロウイルスに対する、抗体及び免疫原性組成物を開発するために使用される。診断アッセイについて述べる。

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背景

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ウシエンテロウイルスは、ピコルノウイルス(picornovirus)である。これは、1本鎖センスRNAを有し、直径が約25から30nmである。そのバイロンは、エンベロープに包まれていない20面体である。このウイルスは、感染細胞細胞質複製する。ウシエンテロウイルスは、エーテル非感受性である。

ウシエンテロウイルスは、特徴がよく調べられている。ウシエンテロウイルスのヌクレオチド配列は、1988年に完了した(Earle JAら、“The complete nucleotide sequence of a bovine enterovirus”,J.Gen.Virol.69:Part 2,pp.253−63(1988年2月))。ウシエンテロウイルスを同定するために(Hofner MC,“An indirect sandwich ELISA for the identification of bovine enteroviruses”,J.Virol.Methods,41:2 pp.239−43(1993年2月)及び、動物におけるウシエンテロウイルスに結合する抗体の検出のために(Zhang AQら、“A capture antibody ELISA for detection of antibodies against bovine enterovirus”,J.Virol.Methodds 24:1−2,pp223−6(1989年4月から5月))、ELISAアッセイが開発された。合成ペプチドを用いて、中和抗体作製することができる(Smyth MSら、“Characterization of neutralizing antibodies to bovine enterovirus elicited by synthetic peptides”,Arch.Virol.126:1−4,pp 21−33(1992))。ウシエンテロウイルスが、口蹄疫ウイルスとある程度の交差抗原性を有する一方(Andersen AA,“Cross reaction between bovine enterovirus and South African Territories l5 foot−and−mouth disease virus”,Am.J.Vet.Res.39:1,pp59−63(1978年1月)、通常、ウシエンテロウイルスが、ウシ及びヒトの両方で安全であることが広く認められている。現に、他では、癌治療に対してウシエンテロウイルスを使用することが示唆されている(例えば、Taylor MWら、“Viruses as an aid to cancer therapy:Regression of solid and ascites tumors in rodents after treatment with bovine enteroviruses”,PNAS 68:4、pp.836−40(1971年4月)及びSmith Mら、“Bovine enteroviruses as an oncolytic virus:Foetal calf serum facilitates its infection of human cells”,Int.J.Mol.Med.,10:1,pp.49−53(2002年7月)を参照のこと。)。

最近、呼吸器疾患を有するウシからの組織試料試験により、ウシエンテロウイルスがその疾患の原因物質であることが明らかとなっている。この特定のウシエンテロウイルスを単離し、家畜において呼吸器疾患を引き起こすことを示すことができる。そのようなものとして、ウシエンテロウイルスに対するワクチンは、家畜における疾患予防に有用である。この特定のウシエンテロウイルスに対する抗体を有することは有用であり、これは、抗体を診断アッセイのために使用できるからである。

概要

新規病原性ウシエンテロウイルスの単離を記載する。本新規病原性ウシエンテロウイルスは、本新規病原性ウシエンテロウイルスに対する、抗体及び免疫原性組成物を開発するために使用される。診断アッセイについて述べる。

目的

本発明の目的は、新規病原性ウシエンテロウイルスを単離し特徴を調べることである。本発明のさらなる目的は、動物においてこのウイルスを診断するためのアッセイ及びこのアッセイを行うための方法である。本発明のまた別の目的は、この新規病原性ウシエンテロウイルスに対する免疫原性組成物、この免疫原性組成物を生成させるための方法及びこの免疫原性組成物を用いて動物で免疫反応刺激するための方法を有することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項

以下の情報は公開日時点(2007年5月31日)のものです。

請求項1

単離され及び精製された病原性ウシエンテロウイルス

請求項2

前記病原性ウシエンテロウイルスが、ATCC受託番号H−33555Aを有する、請求項1に記載の、単離され及び精製された病原性ウシエンテロウイルス。

請求項3

前記病原性ウシエンテロウイルスが、エーテルに対して非感受性であることと、及び30nmより小さいサイズを有することとを特徴とし、該病原性ウシエンテロウイルスは、ウシからの血清抗体と特異的に反応性があり、該血清抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aを経鼻的にウシに接種し、接種後25日から40日後に該接種を行ったウシから血清抗体を回収することにより得られる、請求項1に記載の単離され及び精製された病原性ウシエンテロウイルス。

請求項4

前記病原性ウシエンテロウイルスが弱毒化されている、請求項1に記載の病原性ウシエンテロウイルスを含む免疫原性組成物

請求項5

前記病原性ウシエンテロウイルスが不活性化されている、請求項1に記載の病原性ウシエンテロウイルスを含む免疫原性組成物。

請求項6

前記病原性ウシエンテロウイルスが、ATCC受託番号H−33555Aを有し、該病原性ウシエンテロウイルスが、弱毒化されているか又は不活性化されている、請求項1に記載の病原性ウシエンテロウイルスを含む免疫原性組成物。

請求項7

病原性ウシエンテロウイルス疾患に対する原因物質である不活性化ウイルスを含み、該ウイルスは、エーテルに対して非感受性であることと、及び30nmより小さいサイズを有することとを特徴とし、該ウイルスは、ウシからの血清抗体と特異的に反応性があり、該血清抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aを経鼻的にウシに接種し、接種後25日から40日後に該接種を行ったウシから血清抗体を回収することにより得られる、ウシにおいて免疫反応を生じさせるための免疫原性組成物。

請求項8

病原性ウシエンテロウイルス疾患に対する原因物質である弱毒化ウイルスを含み、該ウイルスは、エーテルに対して非感受性であることと、及び30nmより小さいサイズを有することとを特徴とし、該ウイルスは、ウシからの血清抗体と特異的に反応性があり、該血清抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aを経鼻的にウシに接種し、接種後25日から40日後に該接種を行ったウシから血清抗体を回収することにより得られる、ウシにおいて免疫反応を生じさせるための免疫原性組成物。

請求項9

病原性ウシエンテロウイルス疾患に罹患したウシからの組織均質化して、病原性ウシエンテロウイルスを含むホモジェネートを形成することと;及び動物細胞を介して該病原性ウシエンテロウイルスを継代することを含むプロセスにより、該ホモジェネート中の該病原性ウシエンテロウイルスを弱毒化して、ウシにおいて非動物病原性である弱毒化病原性ウシエンテロウイルスを形成させることと;を含む、請求項4に記載の免疫原性組成物を生産するための方法

請求項10

動物細胞を介して該病原性ウシエンテロウイルスを継代して、ウシにおいて非動物病原性である弱毒化病原性ウシエンテロウイルスを形成させることを含む、請求項4に記載の免疫原性組成物を生産するための方法。

請求項11

病原性ウシエンテロウイルス疾患に罹患したウシからの組織を均質化して、病原性ウシエンテロウイルスを含むホモジェネートを形成することと;細胞培養物に該ホモジェネートを接種して、病原性ウシエンテロウイルスを増殖させることと;該細胞培養物から病原性ウシエンテロウイルスを回収することと;及び不活性化物質添加することにより、該病原性ウシエンテロウイルスを不活性化することと;を含む、請求項5に記載の免疫原性組成物を生産するための方法。

請求項12

不活性化物質を添加することにより、前記病原性ウシエンテロウイルスを不活性化させることを含む、請求項5に記載の免疫原性組成物を生産するための方法。

請求項13

ウシから肺組織試料を得ることと;該試料の液体ホモジェネートを形成させることと;該液体ホモジェネートを支持体固定化することと;モノクローナル抗体を該固定化ホモジェネートに添加して、該液体ホモジェネート中のウイルス性因子複合体を形成させることと(該モノクローナル抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aのタンパク質に特異的に結合する。);及び該複合体を検出することと(該複合体の存在は、病原性ウシエンテロウイルス疾患の存在を示す。);を含む、ウシにおいて病原性ウシエンテロウイルス疾患を診断するための方法。

請求項14

病原性ウシエンテロウイルスに感染している疑いのあるウシからの組織試料の液体ホモジェネートを形成させることと;該液体ホモジェネートにモノクローナル抗体を添加して、該ホモジェネート中でウイルス性因子との沈殿複合体を形成させることと(該モノクローナル抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aのタンパク質に特異的に結合する。);及び該沈殿複合体を検出することと(該沈殿複合体の存在は、病原性ウシエンテロウイルス疾患の診断である。);を含む、ウシにおいて病原性ウシエンテロウイルス疾患を診断するための方法。

請求項15

ウシから肺組織試料を得ることと;該組織試料の液体ホモジェネートを形成させることと;細胞を培養するのに有効な条件下で、細胞調製物とともに該液体ホモジェネートをインキュベーションすることと;細胞解体物を与えるために該培養細胞処理することと;該細胞剥離物を支持体に固定化することと;モノクローナル抗体を該固定化細胞解体物に添加して、該固定化細胞解体物中のウイルス性因子と複合体を形成させることと(該モノクローナル抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aのタンパク質に特異的に結合する。);及び該複合体を検出することと(該複合体の存在は、病原性ウシエンテロウイルス疾患の診断である。);を含む、ウシにおいて病原性ウシエンテロウイルス疾患を診断するための方法。

請求項16

ウシから肺組織試料を得ることと;該肺組織試料を支持体に固定化することと;モノクローナル抗体を該固定化肺組織試料に添加して、該固定化肺組織試料中のウイルス性因子と複合体を形成させることと(該モノクローナル抗体は、病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aのタンパク質に特異的に結合する。);該複合体を検出することと(該複合体の存在は、病原性ウシエンテロウイルス疾患の診断である。)、を含む、病原性ウシエンテロウイルスを診断するための方法。

請求項17

請求項4、請求項5又は請求項6に記載の免疫原性組成物をウシに投与することを含む、病原性ウシエンテロウイルスに対してウシにおいて免疫反応を生じさせる方法。

請求項18

病原性ウシエンテロウイルスATCC受託番号H−33555Aのタンパク質に結合する、モノクローナル抗体。

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