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技術 ケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャ

出願人 発明者
出願日 2006年6月16日 (8年4ヶ月経過) 出願番号 2006-168076
公開日 2007年12月27日 (6年10ヶ月経過) 公開番号 2007-334159
登録日 2010年6月25日 (4年4ヶ月経過) 登録番号 4536036
特許期限 2026年6月16日 (残11年8ヶ月) 状態 特許維持
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図面 (7)

以下の情報は公開日時点(2007年12月27日)のものです。

課題

大幅な大型化を伴うことなくドロップクロージャの設置後も光ドロップケーブル引出本数を増やすことができるケーブル引出本数簡易増設方法などを提供する。

解決手段

第1および第2の垂下部111,112が底面に形成されたスリーブ11を具備するドロップクロージャ10の引出本数が限界に達したのちにドロップクロージャ10から増設光ドロップケーブル1を引き出せるようにするために、増設光ドロップケーブル1をスリーブ11の第1および第2の垂下部111,112で挟んでドロップクロージャ10から外部に引き出す。なお、増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10から外部に引き出す際に増設光ドロップケーブル1を傷めないようにするとともにドロップクロージャ10の防水対策を施すために、第1および第2の垂下部111,112にはゴム製の第1および第2のパッキン171,172が取り付けられている。

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背景

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インターネットの普及に伴い、光ファイバを用いて高速かつ大容量信号を各家庭オフィスなどへ伝送することができるFTTH(Fiber To The Home)が注目されている。FTTHの加入者宅引き込まれている光ドロップケーブル引出元はアクセス光ケーブル網に設置されているドロップクロージャ(たとえば、下記の特許文献1参照)であるが、ドロップクロージャから引き出せる光ドロップケーブルの本数(以下、「引出本数」と称する。)は、FTTHのサービス開始時のドロップクロージャでは12本、最近製品化されているドロップクロージャでは32本などのように、限られている。

FTTHへの加入率が低い地域ではこのようなドロップクロージャを使用しても特に問題はないが、FTTHへの加入率が高い地域では光ドロップケーブルの引出本数が限界に達してきており、新規加入者に対して光ドロップケーブルを引き出すことができずサービスを提供することができないという事態が生じてきている。

なお、本出願人は、下記の特許文献2において、既設クロージャ余長収納トレイを余長収納トレイに心線収納された光ケーブルと共に既設のクロージャのスリーブから取り外すとともに、既設のクロージャの光ケーブルを既設のクロージャの把持部から取り外す工程と、少なくとも1つの新設の余長収納トレイを備えた新設のクロージャにおいて、新設のクロージャのスリーブに対して取り外された余長収納トレイを取り付けるとともに、新設のクロージャの把持部に対して取り外された光ケーブルを取り付ける工程とを備えた、光ケーブル用クロージャ大容量化方法を提案している。

また、下記の特許文献3には、光ファイバケーブル増設する作業を効率良く行えるとともに作業時部品紛失のおそれがないようにするために、既設クロージャ内部ユニットを収容する収容空間が内部に形成されたスリーブと、スリーブ内に設けられた増設用連結体と、増設用連結体と既設クロージャ内部ユニットを着脱可能に固定する連結体固定部材とを具備し、連結体固定部材には既設のクロージャ内部ユニットを固定するための押さえ部材が取り付けられており、押さえ部材が連結体固定部材との間で既設のクロージャ内部ユニットの一部を挟んで固定するものであり、その一端部が連結体固定部材に対してスライド可能に支持され、その他端部がボルトにより連結体固定部材に対して着脱可能に固定されている光ファイバケーブル増設用クロージャが開示されている。 特開2004−163718号公報 特開2005−148486号公報 特開平10−10390号公報

概要

大幅な大型化を伴うことなくドロップクロージャの設置後も光ドロップケーブルの引出本数を増やすことができるケーブル引出本数簡易増設方法などを提供する。第1および第2の垂下部111,112が底面に形成されたスリーブ11を具備するドロップクロージャ10の引出本数が限界に達したのちにドロップクロージャ10から増設光ドロップケーブル1を引き出せるようにするために、増設光ドロップケーブル1をスリーブ11の第1および第2の垂下部111,112で挟んでドロップクロージャ10から外部に引き出す。なお、増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10から外部に引き出す際に増設光ドロップケーブル1を傷めないようにするとともにドロップクロージャ10の防水対策を施すために、第1および第2の垂下部111,112にはゴム製の第1および第2のパッキン171,172が取り付けられている。

目的

本発明の目的は、大幅な大型化を伴うことなくドロップクロージャの設置後も光ドロップケーブルの引出本数を増やすことができるケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2007年12月27日)のものです。

請求項1

第1および第2の垂下部(111,112)が底面に形成されたスリーブ(11)を具備するドロップクロージャ(10)の引出本数限界に達したのちに該ドロップクロージャから増設光ドロップケーブル(1)を引き出せるようにするためのケーブル引出本数簡易増設方法であって、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出すことを特徴とする、ケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項2

前記スリーブの前記第1および第2の垂下部に、ゴム製の第1および第2のパッキン(171,172)を取り付けて、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出す際に該増設光ドロップケーブルを傷めないようにするとともに前記ドロップクロージャの防水対策を施すことを特徴とする、請求項1記載のケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項3

前記ドロップクロージャ内に引き込まれた前記増設光ドロップケーブルの心線(2)および支持線(3)を分離し、該分離した支持線を前記ドロップクロージャ内に取り付けられた引留金具(16)に引き留めて前記増設光ドロップケーブルを該ドロップクロージャで支持する、ことを特徴とする、請求項1または2記載のケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項4

前記ドロップクロージャの長手方向に沿って貫通孔が形成された受け金具(181,182)を該ドロップクロージャの外側に取り付け、前記増設光ドロップケーブルを前記受け金具の貫通孔に通して受け止めたのちに前記ドロップクロージャ内引き込む、ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載のケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項5

既設ドロップクロージャ(110)の引出本数が限界に達したのちに該既設ドロップクロージャから増設光ドロップケーブルを引き出せるようにするためのケーブル引出本数簡易増設方法であって、前記既設ドロップクロージャの左側および右側端面部(1121,1122)の外周に、前記増設光ドロップケーブルを該既設ドロップクロージャ内に導入するための左側および右側増設光ドロップケーブル導入口(1541,1542)が形成された左側および右側増設用端面部(1501,1502)を取り付けることを特徴とする、ケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項6

前記左側および右側増設用端面部が、2枚の環状の左側および右側増設用端面板(15111,15112;15121,15122)と、該2枚の左側および右側増設用端面板の間にそれぞれ設けられた左側および右側増設用防水パッキン(1521,1522)とを備え、前記左側および右側増設用端面部を前記左側および右側端面部の外周に取り付けたのちに、前記既設ドロップクロージャに増設用スリーブ(171)を固定し、前記左側および右側増設用端面部の四隅において左側および右側増設用ボルト(1551,1552)と左側および右側増設用ナット(1561,1562)とで前記左側および右側増設用端面板を両側面からそれぞれ締め付け、該左側および右側増設用端面板で前記左側および右側増設用防水パッキンをそれぞれ圧縮して前記左側および右側増設用端面部と前記左側および右側端面部および前記増設用スリーブとを密着させる、ことを特徴とする、請求項5記載のケーブル引出本数簡易増設方法。

請求項7

第1および第2の垂下部(111,112)が底面に形成されたスリーブ(11)を具備するドロップクロージャ(10)の引出本数が限界に達したのちに該ドロップクロージャから増設光ドロップケーブル(1)を引き出せるようにしたドロップクロージャであって、前記スリーブによって前記ドロップクロージャの内部に形成される収容空間内に取り付けられた、かつ、前記増設光ドロップケーブルの支持線(3)を引き留めて該増設光ドロップケーブルを該ドロップクロージャで支持するための引留金具(16)を具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出す、ことを特徴とする、ドロップクロージャ。

請求項8

前記スリーブの前記第1および第2の垂下部にそれぞれ取り付けられたゴム製の第1および第2のパッキン(171,172)をさらに具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出す際に該増設光ドロップケーブルを傷めないようにするとともに前記ドロップクロージャの防水対策を施す、ことを特徴とする、請求項7記載のドロップクロージャ。

請求項9

前記ドロップクロージャの外側に取り付けられた、かつ、該ドロップクロージャの長手方向に沿って貫通孔が形成された受け金具(181,182)をさらに具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記受け金具の貫通孔に通して受け止めたのちに前記ドロップクロージャ内に引き込む、ことを特徴とする、請求項7または8記載のドロップクロージャ。

請求項10

前記引留金具に、前記ドロップクロージャ内に引き込む増設光ドロップケーブルの最大数と等しい数の孔が、該ドロップクロージャの長手方向に沿って一列に形成されており、前記増設光ドロップケーブルの支持線が、前記引留金具の孔を通されて該引留金具に巻き付けられて引き留められる、ことを特徴とする、請求項7乃至9いずれかに記載のドロップクロージャ。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2007年12月27日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、ケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャに関し、特に、既に設置されたドロップクロージャから引き出せる光ドロップケーブルの本数を増やすのに好適なケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャに関する。


背景技術

0002

インターネットの普及に伴い、光ファイバを用いて高速かつ大容量信号を各家庭オフィスなどへ伝送することができるFTTH(Fiber To The Home)が注目されている。FTTHの加入者宅に引き込まれている光ドロップケーブルの引出元はアクセス光ケーブル網に設置されているドロップクロージャ(たとえば、下記の特許文献1参照)であるが、ドロップクロージャから引き出せる光ドロップケーブルの本数(以下、「引出本数」と称する。)は、FTTHのサービス開始時のドロップクロージャでは12本、最近製品化されているドロップクロージャでは32本などのように、限られている。

0003

FTTHへの加入率が低い地域ではこのようなドロップクロージャを使用しても特に問題はないが、FTTHへの加入率が高い地域では光ドロップケーブルの引出本数が限界に達してきており、新規加入者に対して光ドロップケーブルを引き出すことができずサービスを提供することができないという事態が生じてきている。

0004

なお、本出願人は、下記の特許文献2において、既設クロージャ余長収納トレイを余長収納トレイに心線収納された光ケーブルと共に既設のクロージャのスリーブから取り外すとともに、既設のクロージャの光ケーブルを既設のクロージャの把持部から取り外す工程と、少なくとも1つの新設の余長収納トレイを備えた新設のクロージャにおいて、新設のクロージャのスリーブに対して取り外された余長収納トレイを取り付けるとともに、新設のクロージャの把持部に対して取り外された光ケーブルを取り付ける工程とを備えた、光ケーブル用クロージャ大容量化方法を提案している。

0005

また、下記の特許文献3には、光ファイバケーブル増設する作業を効率良く行えるとともに作業時部品紛失のおそれがないようにするために、既設クロージャ内部ユニットを収容する収容空間が内部に形成されたスリーブと、スリーブ内に設けられた増設用連結体と、増設用連結体と既設クロージャ内部ユニットを着脱可能に固定する連結体固定部材とを具備し、連結体固定部材には既設のクロージャ内部ユニットを固定するための押さえ部材が取り付けられており、押さえ部材が連結体固定部材との間で既設のクロージャ内部ユニットの一部を挟んで固定するものであり、その一端部が連結体固定部材に対してスライド可能に支持され、その他端部がボルトにより連結体固定部材に対して着脱可能に固定されている光ファイバケーブル増設用クロージャが開示されている。 特開2004−163718号公報 特開2005−148486号公報 特開平10−10390号公報


発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、ドロップクロージャの新規取付けを行う方法では、以下に示すような問題がある。 (1)新規にドロップクロージャを取り付けるために、設備コスト修繕費)がかさむ。 (2)アクセス系光ケーブル支障移転作業効率が悪くなる。すなわち、簡易移設工事でも、ドロップクロージャがあると余長が使えないため、アクセス系光ケーブル切断を伴う大工事となる。 (3)ドロップクロージャの設置数設置箇所が増加するため、心線管理が複雑になる。 また、上記の特許文献3に開示されているような光ファイバケーブル増設用クロージャでは、既設クロージャ内部ユニットおよび新設クロージャ内部ユニットを収容する収容空間が内部に形成されたスリーブを必要とするため、ドロップクロージャが大幅に大型化するという問題がある。

0007

本発明の目的は、大幅な大型化を伴うことなくドロップクロージャの設置後も光ドロップケーブルの引出本数を増やすことができるケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャを提供することにある。


課題を解決するための手段

0008

本発明の第1のケーブル引出本数簡易増設方法は、第1および第2の垂下部(111,112)が底面に形成されたスリーブ(11)を具備するドロップクロージャ(10)の引出本数が限界に達したのちに該ドロップクロージャから増設光ドロップケーブル(1)を引き出せるようにするためのケーブル引出本数簡易増設方法であって、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出すことを特徴とする。 ここで、前記スリーブの前記第1および第2の垂下部に、ゴム製の第1および第2のパッキン(171,172)を取り付けて、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出す際に該増設光ドロップケーブルを傷めないようにするとともに前記ドロップクロージャの防水対策を施してもよい。 前記ドロップクロージャ内に引き込まれた前記増設光ドロップケーブルの心線(2)および支持線(3)を分離し、該分離した支持線を前記ドロップクロージャ内に取り付けられた引留金具(16)に引き留めて前記増設光ドロップケーブルを該ドロップクロージャで支持してもよい。 前記ドロップクロージャの長手方向に沿って貫通孔が形成された受け金具(181,182)を該ドロップクロージャの外側に取り付け、前記増設光ドロップケーブルを前記受け金具の貫通孔に通して受け止めたのちに前記ドロップクロージャ内に引き込んでもよい。 本発明の第2のケーブル引出本数簡易増設方法は、既設ドロップクロージャ(110)の引出本数が限界に達したのちに該既設ドロップクロージャから増設光ドロップケーブルを引き出せるようにするためのケーブル引出本数簡易増設方法であって、前記既設ドロップクロージャの左側および右側端面部(1121,1122)の外周に、前記増設光ドロップケーブルを該既設ドロップクロージャ内に導入するための左側および右側増設光ドロップケーブル導入口(1541,1542)が形成された左側および右側増設用端面部(1501,1502)を取り付けることを特徴とする。 ここで、前記左側および右側増設用端面部が、2枚の環状の左側および右側増設用端面板(15111,15112;15121,15122)と、該2枚の左側および右側増設用端面板の間にそれぞれ設けられた左側および右側増設用防水パッキン(1521,1522)とを備え、前記左側および右側増設用端面部を前記左側および右側端面部の外周に取り付けたのちに、前記既設ドロップクロージャに増設用スリーブ(171)を固定し、前記左側および右側増設用端面部の四隅において左側および右側増設用ボルト(1551,1552)と左側および右側増設用ナット(1561,1562)とで前記左側および右側増設用端面板を両側面からそれぞれ締め付け、該左側および右側増設用端面板で前記左側および右側増設用防水パッキンをそれぞれ圧縮して前記左側および右側増設用端面部と前記左側および右側端面部および前記増設用スリーブとを密着させてもよい。

0009

本発明のドロップクロージャは、第1および第2の垂下部(111,112)が底面に形成されたスリーブ(11)を具備するドロップクロージャ(10)の引出本数が限界に達したのちに該ドロップクロージャから増設光ドロップケーブル(1)を引き出せるようにしたドロップクロージャであって、前記スリーブによって前記ドロップクロージャの内部に形成される収容空間内に取り付けられた、かつ、前記増設光ドロップケーブルの支持線(3)を引き留めて該増設光ドロップケーブルを該ドロップクロージャで支持するための引留金具(16)を具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出すことを特徴とする。 ここで、前記スリーブの前記第1および第2の垂下部にそれぞれ取り付けられたゴム製の第1および第2のパッキン(171,172)をさらに具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記スリーブの前記第1および第2の垂下部で挟んで前記ドロップクロージャから外部に引き出す際に該増設光ドロップケーブルを傷めないようにするとともに前記ドロップクロージャの防水対策を施してもよい。 前記ドロップクロージャの外側に取り付けられた、かつ、該ドロップクロージャの長手方向に沿って貫通孔が形成された受け金具(181,182)をさらに具備し、前記増設光ドロップケーブルを前記受け金具の貫通孔に通して受け止めたのちに前記ドロップクロージャ内に引き込んでもよい。 前記引留金具に、前記ドロップクロージャ内に引き込む増設光ドロップケーブルの最大数と等しい数の孔が、該ドロップクロージャの長手方向に沿って一列に形成されており、 前記増設光ドロップケーブルの支持線が、前記引留金具の孔を通されて該引留金具に巻き付けられて引き留められてもよい。


発明の効果

0010

本発明のケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャは、以下に示す効果を奏する。 (1)クロージャ内部ユニットを新設する必要がないため、ドロップクロージャの大幅な大型化を伴うことがない。 (2)ドロップクロージャの設置後でも光ドロップケーブルの引出本数を増加することができるため、設備コスト(修繕費)を低減することができる。 (3)既設運用中のドロップケーブルに支障を与えずに光ドロップケーブルの引出本数を増加することができるため、事業者側都合の良いときに作業を行うことができる。 (4)アクセス系光ケーブルの切断を伴わずに光ドロップケーブルの引出本数を増加することができるため、アクセス系光ケーブル支障移転の作業効率が低下することがない。 (5)ドロップクロージャの設置数や設置箇所が増加することがないため、心線管理が複雑化することがない。


発明を実施するための最良の形態

0011

上記の目的を、増設光ドロップケーブルをスリーブの第1および第2の垂下部で挟んでドロップクロージャから外部に引き出すことにより、または、既設ドロップクロージャの左側および右側端面部の外周に、増設光ドロップケーブルを既設ドロップクロージャ内に導入するための左側および右側増設光ドロップケーブル導入口が形成された左側および右側増設用端面部を取り付けることにより実現した。

0012

以下、本発明のケーブル引出本数簡易増設方法およびドロップクロージャの実施例について、図面を参照して説明する。 なお、本明細書では、既に設置されているドロップクロージャの引出本数が限界に達するまでの光ドロップケーブルを「既設光ドロップケーブル」と称し、引出本数が限界に達したのちにこのドロップクロージャから引き出せるように増設する光ドロップケーブルを「増設光ドロップケーブル」と称する。

0013

まず、本発明の第1の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法について、図1および図2を参照して説明する。 本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法において使用されるドロップクロージャ10(本発明の一実施例によるドロップクロージャ)は、図1に示すように、筒状のスリーブ11と、左側および右側端面部121,122と、連結金具13と、左側および右側ケーブル把持金具141,142と、左側および右側吊り金具151,152と、引留金具16と、第1および第2のパッキン171,172(図2参照)と、左側および右側受け金具181,182とを具備する。

0014

スリーブ11は、耐候性ポリエチレンなどの樹脂から構成されており、融着トレイ21および光カプラトレイ22を収容する収容空間をドロップクロージャ10の内部に形成するためのものである。また、スリーブ11は、図2に示すように、底面の中央部において垂直に突出された第1および第2の垂下部111,112を備え、第1および第2の垂下部111,112によって開閉可能とされている。

0015

本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法は、増設光ドロップケーブル1をスリーブ11の第1および第2の垂下部111,112で挟んでドロップクロージャ10から外部に引き出す点を特徴としている。 そのため、増設光ドロップケーブル1を傷めないようにするために、また、耐水性が弱い既設光ドロップケーブルの心線が露出しているドロップクロージャ10内に増設光ドロップケーブル1を引き込む際に雨水などが毛細管現象によってドロップクロージャ10内に浸入しないように防水対策を施すために、ゴム製の第1および第2のパッキン171,172が、たとえば両面テープによって、スリーブ11の第1および第2の垂下部111,112にそれぞれ取り付けられている。

0016

また、第1および第2の垂下部111,112と第1および第2のパッキン171,172とには、4個の締結ボルト19をそれぞれ貫通させるための4個の貫通孔(不図示)がスリーブ11の長手方向(軸方向)に沿って一定間隔で形成されている。これにより、4個の締結ボルト19をこれらの貫通孔にそれぞれ通したのち4個の締結ナット20と共に第1および第2の垂下部111,112と第1および第2のパッキン171,172とを両側面から締め付けることにより、増設光ドロップケーブル1を挟んで固定するとともにドロップクロージャ10内の収容空間を水密および気密に封止するようにされている(図2参照)。

0017

左側および右側端面部121,122は、ドロップクロージャ10の長手方向の両端をそれぞれ閉塞するためのものである。左側および右側端面部121,122の中央部には、アクセス系光ケーブルをドロップクロージャ10内に導入するための1個の光ケーブル導入口(不図示)が形成されており、また、左側および右側端面部121,122の上部には、複数の既設光ドロップケーブルをドロップクロージャ10内にそれぞれ導入するための複数の既設光ドロップケーブル導入口(不図示)とが形成されている。

0018

連結金具13は、融着トレイ21および光カプラトレイ22をドロップクロージャ10内に固定するためのものであり、連結金具13の両端は左側および右側端面部121,122にそれぞれ固定されている。

0019

左側および右側ケーブル把持金具141,142は、左側および右側端面部121,122の光ケーブル導入口を介してドロップクロージャ10内に導入されたアクセス系光ケーブルを把持して固定するためのものである。

0020

融着トレイ21は、アクセス系光ケーブルの心線と既設光ドロップケーブルの心線とを融着して接続するためのものである。 光カプラトレイ22は、ドロップクロージャ10において光ドロップケーブルの引出本数が限界に達した場合(すなわち、左側および右側端面部121,122のすべての既設光ドロップケーブル導入口から既設光ドロップケーブルが引き出された場合)に、光カプラトレイ22内に設置された1:32の光カプラ(不図示)によってアクセス系光ケーブルの1本の心線を32分岐して最大32本の増設光ドロップケーブルの心線とそれぞれ接続することにより、最大32本の増設光ドロップケーブルをドロップクロージャ10から引き出すことができるようにするためのものである。

0021

左側および右側吊り金具151,152は、ドロップクロージャ10を2本の電柱支持物)間に設置された吊線(不図示)に吊るして固定するためのものである。なお、左側および右側吊り金具151,152は、左側および右側端面部121,122の外側上部に支持棒を介してそれぞれ取り付けられている。

0022

引留金具16は、増設光ドロップケーブルの最大数(=32本)と等しい数である32個の孔がドロップクロージャ10の長手方向に沿って一列に形成された金属板(たとえば、ステンレス板)から構成されており、その両端部が左側および右側ケーブル把持金具141,142にそれぞれ固定されることによりドロップクロージャ10の収容空間の連結金具13よりも下側(スリーブ11の底面側)に設けられている。

0023

本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法は、増設光ドロップケーブル1の支持線3を引留金具16の孔に通して引留金具16に1回以上巻き付けて引き留めることにより増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10で支持する点を特徴としている。 このように引留金具16をドロップクロージャ10内に設ける理由は、以下のとおりである。 一般に、心線と支持線(鋼線)とを備えた光ドロップケーブルをドロップクロージャ内に引き込む場合には、ドロップクロージャの外部で心線と支持線とを分離するとともに分離した支持線を引き留めることにより、心線のみをドロップクロージャ内に引き込んでいる。しかし、このようにドロップクロージャの外部で支持線を引き留める場合には、心線の引込本数が多くなると、支持線の引留部分輻輳し、撤去作業時などに支障をきたしている。そこで、本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法では、増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10内に引き込む際には、心線2と支持線3とを分離することなく増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10内に引き込み、ドロップクロージャ10内で心線2と支持線3とを分離し、分離した支持線3を引留金具16に巻き付けることにより、支持線3を引き留める。

0024

左側および右側受け金具181,182は、一端が左側および右側吊り金具151,152の支持棒にそれぞれ固定されることにより、ドロップクロージャ10の左側および右側端面部121,122と左側および右側吊り金具151,152との間に取り付けられている。また、左側および右側受け金具181,182の他端には、スリーブ11の第1および第2の垂下部111,112の間から引き出された増設光ドロップケーブルを通すための貫通孔(不図示)が、ドロップクロージャ10の長手方向に沿って形成されている。左側および右側受け金具181,182の材質は、錆びに強いステンレスとされている。

0025

本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法は、増設光ドロップケーブル1を右側または左側受け金具181,182の貫通孔に通して受け止めたのちにドロップクロージャ10に引き込む点を特徴としている。 このように増設光ドロップケーブル1を右側または左側受け金具181,182で受け止める理由は、以下のとおりである。 増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10内に直接引き込むと、引き込んだ増設光ドロップケーブル1の支持線3が巻き付けられる引留金物16に下向き張力が直接かかってしまうため、増設光ドロップケーブル1に大きな張力がかかると増設光ドロップケーブル1がドロップクロージャ10から外れてしまう。そこで、増設光ドロップケーブル1を右側または左側受け金具181,182で受け止めたのちドロップクロージャ10内に引き込むことにより、引留金物16に下向きの張力が直接かかることを防止する。

0026

次に、本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法における作業手順について、図1に示した増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10に引き込む場合を例として説明する。 作業員は、4個の締結ボルト19をすべて外してスリーブ11の第1および第2の垂下部111,112を左右に引っ張って、スリーブ11を開いて取り外す。 その後、作業員は、増設光ドロップケーブル1を左側受け金具181の貫通孔に通したのち、増設光ドロップケーブル1の先端部分の心線2と支持線3とを分離する。作業員は、分離した支持線3を引留金具16の孔に通して1回以上巻き付けるとともに、分離した心線2を光カプラトレイ22内で光カプラと接続する。 その後、作業員は、増設光ドロップケーブル1を第1および第2のパッキン171,172で挟むようにスリーブ11を取り付けたのち、4個の締結ボルト19を第1および第2の垂下部111,112の貫通孔と第1および第2のパッキン171,172の貫通孔とに通したのち、4個の締結ボルト19と4個の締結ナット20とで第1および第2の垂下部111,112と第1および第2のパッキン171,172とを締め付けることにより、スリーブ11を固定する。

0027

本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法では、ドロップクロージャ10は従来のドロップクロージャと同じサイズで構成することができるため、ドロップクロージャの大幅な大型化を伴うことがない。また、ドロップクロージャ10が設置された後でも最大32本の増設光ドロップケーブル1をドロップクロージャ10内に引き込むことができるため、ドロップクロージャ10の設置後も光ドロップケーブルの引出本数を増やすことができる。

0028

以上の説明においては、32個の孔が形成された金属板から構成された引留金具16を用いたが、孔が形成されていない金属板から構成された引留金具や、両側面に32個の凹部が形成された金属板から構成された引留金具を用いてもよい。 また、最大32本の増設光ドロップケーブルを引き出せるようにしたが、たとえば、最大12本の増設光ドロップケーブルを引き出せるようにしてもよい。この場合には、引留金具16の孔の数は12個でよい。

0029

次に、本発明の第2の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法について説明する。 本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法は、既設ドロップクロージャの引出本数が限界に達したのちに既設ドロップクロージャから増設光ドロップケーブルを引き出せるようにするために、既設ドロップクロージャの左側および右側端面部の外周に、増設光ドロップケーブルを既設ドロップクロージャ内に導入するための左側および右側増設光ドロップケーブル導入口が形成された左側および右側増設用端面部を取り付けることを特徴とする。

0030

以下、本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法について、図3(a)に示す既設ドロップクロージャ110において、左側および右側端面部1121,1122の上下に8個ずつ設けられた左側および右側既設光ドロップケーブル導入口1341,1342のすべてから既設光ドロップケーブルが引き出されたのちに増設光ドロップケーブルを既設ドロップクロージャ110から引き出せるようにする場合を例として説明する。

0031

既設ドロップクロージャ110は、筒状のスリーブ111と、左側および右側端面部1121,1122と、連結金具113(図3(b)参照)と、左側および右側ケーブ把持金具1141,1142(不図示)と、左側および右側吊り金具1151,1152(不図示)とを具備する。

0032

スリーブ111は、図1に示したドロップクロージャ10のスリーブ11と同様に、底面の中央部において垂直に突出された第1および第2の垂下部1111,1112を備え、第1および第2の垂下部1111,1112によって開閉可能とされている。 また、第1および第2の垂下部1111,1112には、4個の締結ボルト(不図示)をそれぞれ貫通させるための4個の貫通孔(不図示)がスリーブ111の長手方向に沿って一定の間隔で形成されている。これにより、4個の締結ボルトをこれらの貫通孔にそれぞれ通したのち4個の締結ナット(不図示)と共に第1および第2の垂下部1111,1112を両側面から締め付けて既設ドロップクロージャ110内の収容空間を水密および気密に封止するようにされている。

0033

左側端面部1121は、図4(a)に示すように、2枚の左側端面板13111,13112と、2枚の左側端面板13111,13112の間に設けられた左側防水パッキン1321とを備える。なお、左側防水パッキン1321は、アクセス系光ケーブル、既設光ドロップケーブルおよび左側ボルト1351を貫通させるために環状とされている。右側端面部1122も、左側端面部1121と同様に構成されている。 左側端面部1121の左側端面板13111,13112の中央部と右側端面部1122の右側端面板13121,13122の中央部とには、アクセス系光ケーブルをドロップクロージャ110内に導入するための左側および右側光ケーブル導入口1331,1332が1個ずつ形成されている(図3(b)参照)。 また、左側端面部1121の左側端面板13111,13112の上下と右側端面部1122の右側端面板13121,13122の上下とには、合計で32本の既設光ドロップケーブルをドロップクロージャ110内にそれぞれ導入するための左側および右側既設光ドロップケーブル導入口1341,1342が8個ずつ形成されている(図3(b)参照)。 さらに、左側端面部1121の左側端面板13111,13112の左側光ケーブル導入口1331の上と右側端面部1122の右側端面板13121,13122の右側光ケーブル導入口1332の上とには、左側および右側ナット1361,1362と共に左側および右側端面板13111,13112,13121,13122を両側面からそれぞれ締め付けることにより左側および右側防水パッキン1321,1322をそれぞれ圧縮して既設ドロップクロージャ110の両端部をそれぞれ水密および気密に封止するための左側および右側ボルト1351,1352をそれぞれ貫通させるための貫通孔が形成されている。

0034

連結金具113と左側および右側ケーブ把持金具1141,1142と左側および右側吊り金具1151,1152とは、図1に示した連結金具13と左側および右側ケーブ把持金具141,142と左側および右側吊り金具151,152と同様に構成されている。

0035

次に、増設光ドロップケーブルを既設ドロップクロージャ110から引き出せるようにするために使用する左側および右側増設用端面部1501,1502と増設用スリーブ171とについて、図5および図6を参照して説明する。

0036

左側増設用端面部1501は、図5(a)に示すように、2枚の環状の左側増設用端面板15111,15112と、2枚の左側増設用端面板15111,15112の間に設けられた環状の左側増設用防水パッキン1521とを具備する。 左側増設用端面板15111,15112は、底面の中央部において垂直に突出された2つの左側増設用垂下部15311,15312を備え、左側増設用垂下部15311,15312によって開閉可能とされている。なお、左側増設用垂下部15311,15312の中央部には、図5(b)に示すように、左側増設用締結ボルト1611と左側増設用締結ナット1621とを挿入するための孔と、左側増設用締結ボルト1611を貫通させるための貫通孔とが形成されている。これにより、左側増設用端面部1501を左側端面部1121に被せたのち左側増設用締結ボルト1611および左側増設用締結ナット1621で左側増設用垂下部1531,1532を両側面から締め付けることにより、左側増設用端面部1501を左側端面部1121に取り付けることができる。 また、左側増設用端面部1501の左側増設用端面板15111,15112の上下と左側増設用防水パッキン1521の上下とには、合計で16本の増設光ドロップケーブルを既設ドロップクロージャ110にそれぞれ導入するための左側増設光ドロップケーブル導入口1541が8個ずつ形成されている。 さらに、左側増設用端面板15111,15112の四隅と左側増設用防水パッキン1521の四隅とには、4個の左側増設用ナット1561(不図示)と共に左側増設用端面板15111,15112を両側面から締め付けることにより左側増設用防水パッキン1521を圧縮して既設ドロップクロージャ110の左端部を水密および気密に封止するための4個の左側増設用ボルト1551をそれぞれ貫通させるための貫通孔が形成されている。 右側増設用端面部1502も、左側増設用端面部1501と同様に構成されている。

0037

増設用スリーブ171は、左側および右側増設用端面部1501,1502が左側および右側端面部1121,1122に取り付けられた既設ドロップクロージャ110では端面部の大きさが一回り大きくなるため、図3(a)に示したスリーブ111の代わりに使用するものである。 増設用スリーブ171は、図6に示すように、底面の中央部において垂直に2段に突出された第1および第2の増設用垂下部1711,1712を備え、第1および第2の増設用垂下部1711,1712によって開閉可能とされている。また、図示していないが、第1および第2の増設用垂下部1711,1712は、スリーブ111の第1および第2の垂下部1111,1112と同様に、4個の締結ボルトをそれぞれ貫通させるための4個の貫通孔(不図示)が増設用スリーブ171の長手方向に沿って一定の間隔で形成されている。これにより、4個の締結ボルトをこれらの貫通孔にそれぞれ通したのち4個の締結ナットと共に第1および第2の増設用垂下部1711,1712を両側面から締め付けて既設ドロップクロージャ110内の収容空間を水密および気密に封止するようにされている。

0038

次に、本実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法における作業手順について、図3乃至図6を参照して説明する。 作業者は、既設ドロップクロージャ110のスリーブ111を取り外したのち(図3(a),(b)参照)、左側および右側端面部1121,1122の左側および右側ボルト1351,1352を回して左側および右側防水パッキン1321,1322をそれぞれ緩める図4(a),(b)参照)。

0039

その後、作業者は、左側および右側増設用端面部1501,1502を既設ドロップクロージャ110の左側および右側端面部1121,1122の外周にそれぞれ取り付けたのち、左側および右側増設用締結ボルト1611,1612と左側および右側増設用締結ナット1621,1622とで左側および右側増設用垂下部15311,15312,15321,15322を両側面からそれぞれ締め付けて(図5(b)参照)、左側および右側増設用端面部1501,1502を既設ドロップクロージャ110の左側および右側端面部1121,1122の外周にそれぞれ固定する。

0040

その後、作業者は、既設ドロップクロージャ110の左側および右側端面部1121,1122の左側および右側ボルト1351,1352を回して左側および右側防水パッキン1321,1322を両側面からそれぞれ締め付けることにより、左側および右側端面部1121,1122と左側および右側増設用端面部1501,1502とを密着させる

0041

その後、作業者は、増設光ドロップケーブルの心線を左側または右側増設用端面部1501,1502の左側または右側増設光ドロップケーブル導入口1541,1542から引き込んだのち、引き込んだ増設光ドロップケーブルの心線を光カプラに接続する。このとき、増設光ドロップケーブルの支持線は、たとえば、左側または右側吊り金具1151,1152に固定される。

0042

その後、作業者は、増設用スリーブ171を被せたのち(図6参照)、4個の増設用締結ボルトと4個の増設用締結ナットとで増設用スリーブ171の第1および第2の増設用垂下部1711,1712を両側面から締め付けて増設用スリーブ171を固定する。

0043

その後、作業者は、左側および右側増設用端面部1501,1502の四隅において左側および右側増設用ボルト1551,1552と左側および右側増設用ナット1561,1562とで左側および右側増設用端面板15111,15112,15121,15122を両側面から締め付けて左側および右側増設用防水パッキン1521,1522をそれぞれ圧縮して左側および右側増設用端面部1501,1502と増設用スリーブ171とを密着させる。

0044

以上の説明において、最大32本の増設光ドロップケーブルを引き出せるようにしたが、たとえば、最大12本の増設光ドロップケーブルを引き出せるようにしてもよい。


図面の簡単な説明

0045

本発明の第1の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法において使用するドロップクロージャ10の構成を示す図である。 図1に示したスリーブ11の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法において使用する既設ドロップクロージャ110の構成を示す図である。 図3に示した既設ドロップクロージャ110の左側端面部1121の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法において使用する左側増設用端面部1501の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例によるケーブル引出本数簡易増設方法において使用する増設用スリーブ171の構成を示す図である。


--

0046

1 増設光ドロップケーブル 2 心線 3 支持線 10 ドロップクロージャ 11,111 スリーブ 111,112,1111,1112 第1および第2の垂下部 121,122,1121,1122 左側および右側端面部 13,113 連結金具 141,142,1141,1142 左側および右側ケーブル把持金具 151,152,1151,1152 左側および右側吊り金具 16 引留金具 171,172 第1および第2のパッキン 181,182 左側および右側受け金具 19 締結ボルト 20 締結ナット 21 融着トレイ 22 光カプラトレイ 110 既設ドロップクロージャ 13111,13112,13121,13122 左側および右側端面板 1321,1322 左側および右側防水パッキン 1331,1332 左側および右側光ケーブル導入口 1341,1342 左側および右側既設光ドロップケーブル導入口 1351,1352 左側および右側ボルト 1361,1362 左側および右側ナット 1501,1502 左側および右側増設用端面部 15111,15112,15121,15122 左側および右側増設用端面板 1521,1522 左側および右側増設用防水パッキン 15311,15312,15321,15322 左側および右側増設用垂下部 1541,1542 左側および右側増設光ドロップケーブル導入口 1551,1552 左側および右側増設用ボルト 1561,1562 左側および右側増設用ナット 1611,1612 左側および右側増設用締結ボルト 1621,1622 左側および右側増設用締結ナット 171 増設用スリーブ 1711,1712 第1および第2の増設用垂下部


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