カテゴリー:日本 - 化学,冶金 ( 世界での技術分布を見る )

世界でのこの技術分類の技術分布

技術 臭突構造

出願人 発明者
出願日 2005年7月29日 (9年3ヶ月経過) 出願番号 2005-221324
公開日 2007年2月8日 (7年8ヶ月経過) 公開番号 2007-029655
登録日 2010年2月19日 (4年8ヶ月経過) 登録番号 4457994
特許期限 2025年7月29日 (残10年9ヶ月) 状態 特許維持
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図面 (2)

以下の情報は公開日時点(2007年2月8日)のものです。

課題

建物美観を損なうことなく臭突を設け、これにより臭気建物内侵入することを防止する臭突構造を提供する。

解決手段

本発明の臭突構造は、軒先に設ける雨樋3の底面貫通孔が設けられ、臭気を排出する臭突管2が建物1に沿って配設されるとともに前記貫通孔に貫通して雨樋3の底面に固定され、この臭突管2の先端部が樋深さ内に納められて配設される。また、臭突管2は雨水浸透施設に接続する外管21と、浄化槽に接続する内管22との二重管構造とし、雨樋3のオーバーフロー水が雨水浸透施設に導水される。

この項目の情報は公開日時点(2007年2月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

背景

図面をまとめてご覧になりたい場合はPDFをダウンロードしてください。

浄化槽は、嫌気性微生物および好気性微生物を用いた生物学的方法を利用して汚水浄化する装置として敷地内に設置されている。このような浄化槽の内部では、有機物分解に伴い、メタンガスアンモニアおよび硫化水素などの悪臭が発生しやすくなっている。これらの発生したガスや曝気によって槽内正圧傾くので、建物内における排水管系統に設けられているトラップ封水切れ誘引するなどの影響を与え、排水流れを悪くすることがある。

そこで、このような排水管系統への影響を防止するために、この種の浄化槽には、槽内で発生した臭気を外部に放出する臭突排気管)を接続することがある。浄化槽への臭突の取り付けは、施工者が浄化槽の設置場所周囲の状況判断して決定し、浄化槽の設置される場所が風通しのよい場所である場合は、浄化槽内部の臭気を自然に放散することも可能であるので、臭突を取り付けなくともよい。

しかし、浄化槽の設置される場所建物ブロック塀生け垣、あるいは車庫屋根などに囲われた閉所である場合には、風通しが悪くなるので臭気がこもりやすく、臭突を取り付ける必要が生じる。このような場合、臭突管先端部を建物の屋根付近の高さまで延ばし、そこから臭気を放散させるようになされている。

例えば特許文献1には、汲み取り式トイレ汚水槽に取り付けられる臭突の構成が開示されている。この臭突は、外壁付設された支持金具によって建物の外壁面に沿って配設されて、先端部が屋根の上に突出するように立設されている。臭突の先端部には、臭気を逃がす通風開口が設けられるとともに、モータにより駆動するファンが取り付けられて、効率よく排気できるようになされている。 実開昭62−93628号公報

概要

建物の美観を損なうことなく臭突を設け、これにより臭気が建物内に侵入することを防止する臭突構造を提供する。 本発明の臭突構造は、軒先に設ける雨樋3の底面貫通孔が設けられ、臭気を排出する臭突管2が建物1に沿って配設されるとともに前記貫通孔に貫通して雨樋3の底面に固定され、この臭突管2の先端部が樋深さ内に納められて配設される。また、臭突管2は雨水浸透施設に接続する外管21と、浄化槽に接続する内管22との二重管構造とし、雨樋3のオーバーフロー水が雨水浸透施設に導水される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2007年2月8日)のものです。

請求項1

軒先に設置される雨樋の底部に貫通孔が設けられ、臭気排出する臭突管建物外壁に沿って立設されるとともに前記貫通孔に貫通して雨樋の底部に固定され、この臭突管の先端部を雨樋に貫通させて配設されたことを特徴とする臭突構造

請求項2

臭突管は雨水浸透施設に接続する外管と、浄化槽に接続する内管との二重管構造となされ、雨樋のオーバーフロー水が雨水浸透施設に導水されるようになされたことを特徴とする請求項1に記載の臭突構造。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2007年2月8日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、臭気大気中排出拡散するための臭突構造に関する。


背景技術

0002

浄化槽は、嫌気性微生物および好気性微生物を用いた生物学的方法を利用して汚水浄化する装置として敷地内に設置されている。このような浄化槽の内部では、有機物分解に伴い、メタンガスアンモニアおよび硫化水素などの悪臭が発生しやすくなっている。これらの発生したガスや曝気によって槽内正圧傾くので、建物内における排水管系統に設けられているトラップ封水切れ誘引するなどの影響を与え、排水流れを悪くすることがある。

0003

そこで、このような排水管系統への影響を防止するために、この種の浄化槽には、槽内で発生した臭気を外部に放出する臭突排気管)を接続することがある。浄化槽への臭突の取り付けは、施工者が浄化槽の設置場所周囲の状況判断して決定し、浄化槽の設置される場所が風通しのよい場所である場合は、浄化槽内部の臭気を自然に放散することも可能であるので、臭突を取り付けなくともよい。

0004

しかし、浄化槽の設置される場所建物ブロック塀生け垣、あるいは車庫屋根などに囲われた閉所である場合には、風通しが悪くなるので臭気がこもりやすく、臭突を取り付ける必要が生じる。このような場合、臭突管先端部を建物の屋根付近の高さまで延ばし、そこから臭気を放散させるようになされている。

0005

例えば特許文献1には、汲み取り式トイレ汚水槽に取り付けられる臭突の構成が開示されている。この臭突は、外壁付設された支持金具によって建物の外壁面に沿って配設されて、先端部が屋根の上に突出するように立設されている。臭突の先端部には、臭気を逃がす通風開口が設けられるとともに、モータにより駆動するファンが取り付けられて、効率よく排気できるようになされている。 実開昭62−93628号公報


発明が解決しようとする課題

0006

従来は、前記特許文献1に記載されているように、この種の臭突は、地盤面から建物に沿って立ち上げ軒先よりも上方へ先端部を配設することで、排気口生活動線から切り離し、臭気が屋内に流入しないように配慮されていた。

0007

ところが、このように軒先まで立設した臭突は、外観上、目立ちやすいため、臭突を設置することで建物の美観を損なってしまい、あまり好ましくなかった。しかしながら、臭突を設けなければ臭気を排出することができず、排水トラップ封水破れて、臭気が建物内に浸入するという問題を生じるおそれがあった。

0008

そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、建物の美観を損なうことなく臭突を設け、これにより臭気が建物内に侵入することを防止する臭突構造を提供しようとするものである。


課題を解決するための手段

0009

上記した目的を達成するため、本発明に係る臭突構造は、軒先に設置される雨樋の底部に貫通孔が設けられ、臭気を排出する臭突管が建物の外壁に沿って立設されるとともに前記貫通孔に貫通して雨樋の底部に固定され、この臭突管の先端部を雨樋に貫通させて配設されたことを特徴とする。

0010

この構成によれば、臭突管の先端部が雨樋に隠れて、外観上は見えなくすることができるので、建物の美観を損なうことなく、生活動線から切り離された適切な場所に臭突管を配置して臭気を逃がすようにすることができる。

0011

また、前記構成の臭突構造において、臭突管としては、雨水浸透施設に接続する外管と、浄化槽に接続する内管との二重管構造となされ、雨樋のオーバーフロー水が雨水浸透施設に導水されるようになされることが好ましい。

0012

この発明によると、雨樋に流入した雨水のオーバーフロー水を雨水浸透施設へ流すことができ、臭突管と雨水竪管とを兼ねた構造とすることができる。


発明の効果

0013

上述のように構成される本発明の臭突構造によれば、臭突管の先端部を雨樋に隠して外観上、見えなくすることができるので、建物をすっきりと見せ、美観を損なうことなく臭突を設置することができる。

0014

また、本発明の臭突構造は、雨水浸透施設に接続する外管と、浄化槽に接続する内管との二重管構造の臭突管とされたので、雨樋のオーバーフロー水を、浸透ますなどの雨水浸透施設に導水することができ、臭突管と雨水竪管とを兼ねた構造とすることができる。


発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明に係る臭突構造を実施するための最良形態について、図面を参照しつつ説明する。

0016

図1は本発明に係る臭突構造を示す説明図である。

0017

本発明において、臭突管2は、例えば、敷地内に設けられた浄化槽の通気口に接続されて、槽内に発生するガスや曝気によって槽内が正圧に傾くのを回避するとともに、臭気を含むガスを排出し、大気中に拡散させるために設けられる。

0018

浄化槽は、屎尿を単独で浄化するものと、屎尿および雑排水合併して浄化するものとあるが、本発明はそのいずれにも適用することができ、建物1より排出される排水の浄化すべき量と質に応じて適宜、タンクポンプ井ブロアーポンプ曝気タンク沈殿池、および消毒槽等が組み合わされて、浄化槽が構成されている。

0019

臭突管2は、外管21と内管22との二重管構造となされている。外管21は、ビニル管エタニット管などで構成されている。また内管22は、外管21の内側挿通させて設けられ、フレキシブル管等の可撓性を有する管材で構成されることが好ましい。この内管22は、外管21よりも先端部が上部へ突出して配設されている。

0020

このように二重管構造とされた臭突管2の外管21は、地中埋設された雨水浸透ます等の雨水浸透施設に接続されている。また、外管21に内挿される内管22は、浄化槽の通気口に接続されている。そこで、この内管22は、外管21に対して断続的に配設されて、臭気を大気中に排出する先端開口部や、雨水浸透ますとの接続部で二重管となされるのが好ましい。

0021

すなわち、例えば外管21は、地中に埋設された雨水浸透ますから雨樋3まで接続されている。そして、浄化槽に接続した内管22が、雨水浸透ますの内部を通過するように配設されて、雨水浸透ますの外側(雨樋側)で開放されるように構成する。これにより、臭突管2の先端開口部と、雨水浸透ますとの接続部のみ、二重管とするだけで、雨水の排水および臭気の排出を効果的に行うことができる。

0022

かかる臭突管2は、地盤面から建物1の外壁に沿って、適宜の支持金具等によって支持され、屋根11の軒先まで立設されている。この建物1の軒先には、雨樋3が設けられている。雨樋3は断面溝形に形成され、その底部に貫通孔31が穿設されている。貫通孔31は臭突管2の管径に対応する大きさで設けられている。

0023

この貫通孔31には、臭突管2の先端部が貫通して設けられている。雨樋3の貫通孔31と臭突管2との取付部分は、必要に応じて接着剤あるいは水封パッキン等を介在させて封止し固定されている。

0024

臭突管2の先端部は、上部開口を覆うようにして伏形の笠部材23が設けられ、この笠部材23と管端部との間に所定の間隔を設けて、上昇した臭気を排出する排気口となされている。そして、このような臭突管2の先端部は、雨樋3の内側において樋深さよりも低い高さに配設され、雨樋3内に納まるように構成されている。

0025

このように構成されることにより、臭突管2の先端部を雨樋3の内側に隠すことができ、建物1の外観をすっきりと見せることができる。また、臭突管2が外管21と内管22との二重管構造とされているので、大量の降雨によって屋根11を流下した雨水が雨樋3に流れ込んでも、雨樋3が満水状態になることはなく、外管21の先端部の高さよりも水位が高くなれば、そのオーバーフロー水が外管21内に流入し、雨水処理施設へと導くことができる。

0026

さらに、臭突管2によって浄化槽内に生じた臭気を含むガスを効果的に排出することができるので、ブロアーポンプ等の浄化機器への負担を軽減することができ、耐久性を高めることができる。

0027

なお、臭突管2の先端部は、雨樋2の内側に納まるように配設するだけでなく、外観上、その存在が目立たない程度に雨樋2から突出していてもよく、美観を大きく損なうことはない。

0028

本発明は浄化槽等の槽内の臭気を、建物の外観を損なうことなく効果的に大気中に排出し拡散させるのに好適に利用することができる。


図面の簡単な説明

0029

本発明に係る臭突構造を示す説明図である。


--

0030

1 建物 2 臭突管 21 外管 22 内管 3 雨樋 31 貫通孔


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